『メル・リルルの花火』第7話をみました
【芝居のポイント】
受け取る自由
【公演概要】
おぼんろ第18回本公演『メル・リルルの花火』
語り部:末原拓馬、さひがしジュンペイ、わかばやしめぐみ、高橋倫平、黒沢ともよ、田所あずさ
ムーブメントアクター:渡辺翔史、坂井絢香、山城秀彬、miotchery、堀田聖奈、権田菜々子
公演期間:2020年4月17日(金)~26日(日)
劇場はオンライン(公式YouTubeチャンネル):https://www.youtube.com/channel/UC5gxLbqTgaKOcfOI2k0CIJQ
公式ホームページ:https://www.obonro-web.com/16-1
2020/04/22/14:00開演観劇
休演日開け、今日の『メル・リルル』は客入れ・客出しの時間まで充実していた。今までも音楽を聞きながら開演を待つ時間はわくわくしていたけれど、今回はベタボレの声も聞けて更に楽しかった。そして最後に合唱が聞けたことも。
物語を始める時の拓馬さんの語りが少し文言が違うように感じた。今までより、参加者が『日常』の世界から物語にアクセスしていること、だからこそ『想像力』は自由だというメッセージが強く伝わってきた。拓馬さんはそういうつもりで語ってはいないのかも知れない。けれど、私が抱いた感想として残しておきたいと思った。今回特に印象に残った言葉がある。『メル・リルルの花火』の物語に入る直前に語られた『みたい人が、みたいものをみてください』それはこの芝居に対して、想像力の自由と、いろんな方向で受け取る自由を約束してくれた言葉のように感じた。この言葉をきっかけにより前のめりな時間を過ごせた気がする。作り手として作品をかくあるべきと押し付けるのではない寛容な姿勢も尊敬したい。
次回はどんな物語に触れられるのか楽しみだ。