往復書簡/最高!とは思わないけど、これも悪くないと言える33歳
ララさんへ
わんばんこ~。
2回目のお手紙です。
前回ララさんは、3年間ほどの人生経験をぎゅっと詰め込んだ半年だったって
さらっと書いていたけど、なかなかの密だね~
それは喜怒哀楽がフル回転だった?
東京ではね、
都知事選が先週末終わりました。
投票率は、55%・・。
私もそんなことが気になりはじめ、
現実にはがゆさも感じるようになりました。
たしかに10代の頃は自分の可能性が果てしなくてなんでもどうにかなって思いのままに進んでいけるんじゃないかと思っていたし、
いつでも感情がどんな条件よりも第一優先だったと思う。
あの頃の私は、自我が強すぎて思い出すと恥ずかしいこといっぱい、けどこの恥ずかしさが自分のなかにあることは、かっこ悪くてほっとするよ。
でもね、ちょっと待って!
ブラピと結婚できると思ってたん?!
さすが、果てしないのずっとずっと先とおり越して宇宙~!笑
そういう宇宙的発想があるから、あなたはいつもたのしい人なんだよね。
Thanks!
たまに想像するのよ、
もしもいま私が10代だったらって。
SNSによって右隣、左隣の人以外にも世界中の同世代を知れるから、自分の立ち位置が見えすぎちゃって、おののきそうです。笑
早めに現実を目の当たりにする機会が多いであろう、いまの10代リスペクトです!
そう、ララさんからの質問、質問、回答、回答。
あの頃思い描いていた自分と今の自分を重なり合わせてどう?
ってことね。
そうだなー、正直にいうね。
こんなに「生活」がむずかしいことだと感じると思っていなかった。
例えば、こないださ
このコロナ禍でネット回線がパンクしていて
いまのプロバイダに限界を感じ、乗り換えることにしたのさ。
で、膨大な会社の中から1つを選ばなきゃでしょ。
解約料金がやたらに高いとか、上り下り回線の速度が違うとか、キャッシュバックがあるからこっちが安いとか、開通するまで日数がかかるとか、情報を集めて、取捨選択するのはエネルギーを使う。
でら一人で悶々と格闘してるときにふと思うのさ「同棲していたときはこれ系は全部やってくれていたから楽だったな~」っと。
結婚している友達に聞くとどこの会社か把握してないって。
そうだよね~、わたしもそうだった。
で、どこの会社にするか決めながら
やっぱり他愛もない相談もできるパートナーが欲しい~て思ったんだよね。
あ!一応今いるんだった~。
1ヶ月会えていない彼氏が。
もうさよならが目の前の彼氏が。
わたしがどこのネットにしようかどうかなんて
聞いてくれやしないだろう彼氏が。笑
あの頃、思い描いていたものがどんなものだったかは思い出せないけど、
日々の生活を重ねていくことが大変だということを感じるいまの自分は、キラキラはしていないかもしれないけど、悪くないのではないかと思う日があるよ。
ララさんは、
7つ歳下の元ボクサーとの恋は不完全燃焼の試合終了といいますが、あれは、やっぱり恋だった?
一緒に歩幅を合わせていきたいと思った相手だった?
お・し・え・て。
追伸:
ピンポンの時はさ、井浦新じゃなくて
「ARATA」だったよね。
あれがまたなんかシャレてる~!となったよね笑
現代でいうとEXILEの「AKIRA」だけど
ちょっと香りがかわるよね。笑
セキより