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往復書簡/いっちまいな!であっというまに33歳.

ララさんへ

あっという間に7月です。
このあっという間という感覚、
東京に緊急事態宣言が発令されたときに遡って考えるとニュースタイルの生活にやっと慣れてきたからこそ思うことかもしれません。

あっという間という感覚は、
頭の中が混沌としているとき、八方塞がりと感じているときには、持ちえない感覚なんじゃないかなと。

だからこうしてあっという間だな〜と数字で季節を感じていることは結構いいことなのかもしれない、、という気がしてます。

それでね、
ちょっと昔のことを思い返してみてたんだけど、ララさんとわたしは高校生からの付き合いだけどさ、33歳の今までお互いに「いっちまいな!」と言い合ってきたなぁと。

とくに恋愛が主なんだけど
お互いに一度も、発進することを止めた記憶がない気がしています。
私を止めたことあった?笑
そして私に止められたことあった?笑

そこ進むと場外だと思いますよ~~みたいな時も気持ちがあるなら、迷いがあるならとにかく「いっちまいな!」でリングにあがって、予想通りの展開です!はいさ~い、みたいなね。

でもわたしが、この「いっちまいな!」で勢いよくリングにあがり続けられてるのって、笑い声が響く救護室があるからこそだと思うのだ。

そして多分頑固なわたしは、止められたとしても自分の思うように動くんだと思う。
だから、実のところは背中を押して欲しいために相談するんじゃなくて
「転んじゃうと思うんで、消毒液スタンバイしといてください!」
みたいなことなのかなと。

あれ?なんかしょっぱいぞ、大切にされなかった?みたいなこともネタにして笑うと「みじめ~and卑屈~傷ついたわ・た・し!」からは遠ざかり、自信を失った自分に少しだけ背中を向けることができるなと。
この少しだけ背中を向ける時間って、すごく大事な気がしてるんだよね。
まぁ、この話はおいおい。

高校時代のわたしたちって、
33歳になった時の自分をどんな風に思い描いてたんだろうね?
思い出せる?

最近どうですか?

追伸
こないだニックネーム会議の後にお風呂場で別案が浮かんだのよ、
ピン&ポンでもいけるんじゃないかって。
わたしたち窪塚世代だしさ。笑

セキより