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旧統一協会と政治の癒着報道に思うこと

安倍元総理の事件をきっかけに旧統一協会(世界平和統一家庭連合)と自民党議員の癒着が問題になっている。
マスコミは闇を暴く正義の仮面を被り、ここぞとばかりに煽り報道を繰り返す。
それにつられ一部の人達も、統一協会や関係のあった議員を徹底して攻撃している。
もはや何が問題点なのかはどうでもよくなっていて、統一協会や関係議員は「悪」なので攻撃する事が「正義」だと思ってしまっている。

もう少し冷静になろう

旧統一協会と国会議員の癒着問題で特に多いのが、関連団体のイベントに出席や挨拶や祝電したことだ。殆どの議員は統一協会と関係があるとは知らなかった。今後はお付き合いをしないと釈明している。
しかし一部のマスコミや一部の冷静さを失った人達はこのように言う。
「嘘つくな本当は知ってたんだろ!仮に知らなかったとしたらそっちの方が問題だ!統一協会とズブズブだ」
果たしてそうだろうか。もう少し冷静になろう。

マスコミと統一協会の癒着

旧統一協会関連団体のイベントにピースロードというスポーツイベントがある。自らこのイベントに出席や挨拶をしたことを公表した国会議員をマスコミは問題視した。関連団体のイベントと知らなかったと釈明しても「本当に知らなかったのか?事前に調べなかったのか?」と追求した。
しかしマスコミの方も「ピースロード」を含む新聞記事が100本以上あることが後から分かった。
毎日新聞は2019年から3本ピースロードの記事を出していたが、特に説明もなく記事削除で事を済ませた。
マスコミは国会議員と協会のちょっとした接触を大々的に問題に取り上げる癖に、自分達が広告塔になっていた事を削除するだけで、何故問題視して取り上げないのか?
一人の国会議員の調査能力を問題視する癖に、自分達が記事にするものは事前に調べないのか?
そもそも安倍元総理の事件以前に、統一協会を全然問題視してはなかったのに数字が取れるからと大騒ぎして、自分達の癒着はダンマリとは卑怯である。

マスコミも国民もおかしい

最近の統一協会関連の風潮は明らかにおかしい。
少しでも接触のあった国会議員を寄って集ってひたすら叩く。明らかに利害関係が成立していなくてもそんな事はお構い無しに叩く。感情のままに統一協会を潰そうとしている。法治国家としてどんな法律で規制するかは置き去りになっている。日本は統一協会が支配していると言う陰謀論者達が統一協会というディープステートを皆んなで虐めている。自分達がカルトになっている自覚もなく。

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