見出し画像

雲ノ平縦走 2019/8/16-19【準備~DAY1】

夏山開始。
去年の槍穂縦走メンバーで今年はどこ行くかを検討。

元々雲ノ平は行きたいよねーって話をしていて、高天原の露天風呂に入りたい。という話が出て、あっさり決定。ルート的には以下な感じを想定

前日:毎日アルペン号で折立
1日目:折立~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
2日目:薬師峠キャンプ場~薬師沢小屋~大東新道~高天原山荘~高天原温泉
3日目:高天原山荘~高天原峠~雲ノ平山荘~三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋
4日目:双六小屋~鏡平山荘~わさび平小屋~新穂高ロープウェイ

久しぶりに長めのやつで、準備に戸惑う。その前の週に鹿島槍に行ったばっかりで、夏山のあれが足りんこれが足りんみたいな感じになってバタバタする。特に傘。鹿島槍の時は、日光の逃げ場が無くて、日中のテン場停滞が地獄だった。今回も薬師と双六でキャンプ予定なので、傘が必須ということで買おうと思ったら店が軒並みお盆休みで買えず、麦田さんにお借りすることに。

というわけで準備完了。ベースウェイト8.15kg、食料1.5kg 水酒3l 1日目の朝と昼の飯を後で追加で1kgくらい?の合計13.65kgくらい。

【メモ】
・箸やめた
・ダウンパンツはもってく
・日焼け止めは重要(塗るやつとリップクリーム)
・変化をつけるためにラーメンとドライトマト、ほうれん草
・チャレンジ枠:AMANOの牛とじ丼、無印サグチキン、リゾッタは自分で持っていくのは初めて

全体的に重いんだか軽いんだかって感じ。
新宿西口に夜8時に集合してメンバーと夕飯と酒。そのまま都庁下のバス乗り場に。

初めての深夜バスに恐怖を覚える。寝れるかな・・・・
と思ったら、全然寝れた。気がついたら田舎のコンビニ前でバスが停まってた。「台風につき通行止めのため、一度戻りました」とのアナウンス。寝ぼけてて一瞬よくわからんが「え??!!」ってなった。うそん。

よくよく聞くと、一応1時間後には解除の見込みとのことで、コンビニ前で待機。1時間後無事解除され、折立に到着。

しかし、まあ雨。萎える。
予報では、10時過ぎには雨風が止んで回復傾向にあるので、信じて登山開始。

メガネ女子が出迎えてくれる。この時点では、雨、全然な感じですが、この後、雨風どんどんひどくなり、道は沢となり、樹林帯が終わる頃には完全に横殴りの雨風で上から下までずぶ濡れ。油断すると風で体が持っていかれる。体温は大丈夫だけど、バックパック内の浸水が心配なレベル。パーティとの会話もママナラナイので、とにかく太郎平小屋を目指す。

心のなかではすでに、薬師峠キャンプ場を諦め、太郎平小屋の乾燥室で全てを乾かしきって、2日目からの登山を快適にする決心をしている。

そして、太郎平小屋まで到着。先に着いていたパーティとも話し合って、今日の小屋泊を正式決定。そうと決まれば、とにかく乾かす乾かす。乾燥室ありがたい・・・

バックパック内の浸水は心配したほどではなく、着替えやシュラフは無事だった。が、荷物を改めている中でYAMAPをそもそも起動していなかったことに気がつく。ログが・・・

というわけで、むちゃくちゃ暇。ビール飲んで仮眠しつつ、乾燥室で乾き具合をチェックしたり、部屋(個室だった!!)でゴルゴ読んだりゴロゴロ。初めての小屋泊を十分に堪能。台風予報なので小屋が空いていたっていうのはあるけど、めちゃくちゃ快適!今まで混むイメージが強すぎて選択肢に入れていなかったけど、ありだなあー。

夕飯。雨も風もやみ、外で。雲だらけだけど。明日の天気は大丈夫だろうか・・・

いつものパンとシチューとワイン。うまい。

夜になって食堂で引き続き酒盛りをしていると、DVDの上映が。太郎平小屋ともゆかりの深い登山家でドキュメンタリー映像作家でもある伊藤孝一さんのもの。存じ上げなかったけど、戦前の厳冬期登山の貴重な映像群はとても見ごたえのあるもので最高だった。
というわけで、体力を持て余して1日目が終わる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?