湯ノ沢峠・黒岳・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・大菩薩嶺:2017/11/4,5
ちょっと悲しいことがあって(というのは完全に口実だけど)長めに歩きたいなあと大菩薩小金沢連嶺の縦走に。3連休だけど、まあ、この縦走ルートはGWの時もガラッガラだったから大丈夫かなと。
結果、いい山行だったけど、謙虚に生きなければならないというしょうもない教訓を得て帰ってきた。
前日友人宅に集合して、早朝発。日本酒飲み過ぎてすげー体調悪い・・・口にはしなかったけどマジで行きたくないなと思ってたw
また、SAで朝食のチョイスをミスって二日酔いの人間が食っちゃいけない重さでさらに悪化。申し訳ないが助手席なのに仮眠。起きたらなんとか登れそうな感じに。そして、湯ノ沢峠の手前の細い道に。前の縦走で降りてきたあたり。車のルートはそこそこの悪路だった。
湯ノ沢峠登山口に到着。車は10台も停められないくらいだけど、余裕で停められた。準備して出発。30分も登ったらもう稜線に。
黒岳から牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指す。ゆるーく登って下っての稜線歩き。
こんな感じで、まあずっと気持ちいい。小金沢山から石丸峠を目指す。
ほんとずっと気持ちいい。大菩薩峠からいったん福ちゃん荘に。テント立てて、いつもの感じで夕飯。
ここで事件が。
同行者二人がジェットボイルの火力の調整が全然出来なくて、ワーワー騒いでて、君たちはなんでそんなに何も出来ないんだ。アホなのか。みたいなやり取りをずっとしてて。一通りメシも食って、宴会に移行した時に、私が偉そうにホットワインをみんなに振る舞おうとして温めたら、気化したアルコールに火がついて、その火力上昇で一気に吹きこぼれてジェットボイルが火だるまに。というか、辺り一面枯れ葉だらけの中でのキャンプだからマジでまずい。とにかく火だるまジェットボイルに手を突っ込んでガスを止めようとする。滑る。止まらない。滑る。止まらない。止める。止まった。
本当に焦った。心から反省する。偉そうにしててごめんなさい。しかし、火事にならなくてよかった・・・
というバタバタもありつつ、早いけど暗いし寒いし疲れてるしで寝る。夜中に起きる。満月近くてむちゃくちゃ明るい。
翌朝。8時間以上寝てるので目が覚める。気温0度くらいでちょっと冷えた。テン場の水道は凍ってて一瞬焦る。トイレ側の水場が生きてた。よかった。5時過ぎ、朝日を見に大菩薩峠に上がる。
朝日もきれいだけど、月と雪をかぶりはじめた南アルプスがまた素晴らしい。たっぷりと堪能したら完全に体が冷え切ったので、賽の河原の避難小屋で朝食。
友人の食べてた激情ラーメンカレー豚骨が美味すぎた。冬はこれにしよう。
雷岩から、大菩薩嶺のピークへ。
雷岩から見る富士山は最高です
介山荘まで戻って、石丸峠から昨日来たルートを戻っていきます。
この尾根をずっと歩いて帰ります。風がそこそこあって冷えるけど、ズンズン歩いて行動開始から7時間。湯ノ沢峠に戻る。
天目山温泉に寄ろうか迷ったけど、3連休最終日の中央道渋滞が恐ろしすぎて、そのまま東京に。
夕飯は王将でアホほど食う。王将サワーが無限に飲める感じでやばかった。昔、大阪天満の七福神でアホほど飲んだプレーンを思い出した。あれがまさか荻窪で飲めるなんて・・・
泥酔して帰宅。最高でした。