雑記:時代劇の風景
京都市内には石塔だけでなく、古い石仏も多い。
嵯峨の大覚寺の東隣にある大沢池の北方には、鎌倉時代中期と思われる十数体の石仏群がある。
この石仏は石造美術として著名なだけでなく、度々時代劇に登場することでも知られる。
大覚寺の周辺はかつて時代劇のロケが頻繁行われており、御室の仁和寺や姫路城、彦根城などとともに時代劇によく登場する風景が多い。
石仏の前にある堂(下の写真一枚目)や、五社明神の社殿(下の写真二枚目)、社殿の先にあり関所などに代用される門(下の写真三枚目)などはいづれも石仏のすぐ近くにある。
石仏から大沢の池の方に進むと、その先も景観の良い場所であり、時代劇では馴染みのある風景が続く。
鉄筋コンクリート造の多宝塔であるが、この塔も時代劇ではお馴染みである。
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