わたしがTAをする意義はどこにあるのか。
(こちらの記事はSHElikesでのことをメインに書いた、シーメイトさん向けの記事になります。)
ずっと心に引っかかっていたことがある
それは、『本当にわたしは誰かに自分のスキルを伝えたいのか』ということです。
本題に入る前に少しわたしの話をさせてください。
ロゴデザイナーとして活動をしているわたし。ありがたいことに、本格的に活動を始めた去年の9月からご依頼が途切れたことはありません。まだまだ駆け出しの枠であるわたしを、たくさんのデザイナーさんがいらっしゃる中からお客様がわたしを選んで下さった。
だからこそ、そんなわたしができることは、
この2つだけは絶対にやり抜く。そう決めてここまで頑張ってきています。
制作は楽しいばかりではないと思っています。わたしにとってはほぼほぼ辛いです。でも、お客様のお力になりたい。喜んでいただきたい。喜んでいただけた時は、心の底から嬉しいので、続けてこれています。
お客様と向き合う中で、自分で模索しながら得たものも多く、特に思考法については、自分に合う思考法を模索しながら、今も自分のベストを探し続けています。
ここで、本題に戻ります。
我流で得たものを誰かに伝えることに本当に意味があるのか。特に思考法については、わたしの思考や価値観に合っているだけであって、他の方にとっては価値のない、むしろ合わない思考を伝えることで、混乱させてしまうのではないか。
そう思っていました。
そんな中、やっぱり自分ができるようになったことを誰かにお伝えしてみようと思い、『ロゴの裏側大公開』というイベントを1ppo-Labでさせていただき、困っているシーメイトさんをtwitter上で見つけては、やっぱり何かお役に立ちたいと思い、『ロゴもくもく会』を企画。
2企画とも、わたしの予想を大きく超えてとても好評で、「もしかして、わたしのスキルシェアで特に困ったりしないんじゃ…」と次第に思えるように。
それでもまだ、自分がスキルを伝えることに対して引っかかっていたことがある。
(わたしの黒い部分も垣間見えるので、noteに書くべきか本当に悩みましたが、あえて、書きます。
それは、「わたしがスキルを伝えることで、ロゴデザイナーという同業者が増えるということ」
シーメイトさんのお役に立ちたい一方で、どうしても芽生えてしまう自分のこの感情とはどう向き合おうか。ここをクリアしないと、TAのエントリーはできないと思っていました。
自分の気持ちと向き合ってみた
結論、わたしは「自分が消費されるような気がする」から怖く、「シーメイトさんのその先のお客様を見ていない」から焦ったのだと思います。
どういうことかというと、
「自分が消費されるような気がする」とは、自分が得たスキルがどんどん抜き取られてしまい、最終的にわたしが価値のないものになるのでは。最終的には役に立たなくなってしまうのではないかということが怖かったのです。
でも、自分が常に力をつける努力をし、向き合いっていけば、きっと大丈夫。ずっと役立てる存在にされるよう、努力をする。そう自分と約束することにしました。わたしに不足している部分はきっとシーメイトさんが教えてくれ、わたしもそれを通して成長できるはず。
「シーメイトさんのその先をお客様を見ていない」ということについては、
わたしは、結局自分の周りしか見えていなかったのです。わたしからはA案、B案しか制作案が出なくても、わたしがシーメイトさんにスキルを伝え、ときには一緒に伴走させていただき、シーメイトさんの「できる!」という自信のお役に立てば、その方が制作したC案、D案が世の中に出るのです。
そのC案、D案こそがお客様が求めているものかもしれません。そのシーメイトさんとの出会いが、お客様の支えとなり、そのお客様のサービスが、世の中をもっと幸せにするかもしれません。
わたしの在り方
わたしは、たくさんの人より目の前の人を大切することを大切にしています。目の前の人ととことん向き合いたいので、一度に大切にできる量が必然的に決まっています。
一度にたくさんの人を幸せにできないわたしですが、目の前の人の力になり、その人がその先の人を幸せにする。そうやって連鎖すれば、直接的ではないにせよ、たくさんの人を幸せにすることに繋がるのではと思いました。(こう思えるようになったのも、ライフログスクールののカウンセリングで明奈さんに言っていただいた言葉がきっかけです。)
そう実感を持った時、わたしがTAになる意義をようやく見つけることができました。
意義を見つけたからには、一刻も早くお役に立ちたい!だからこそ、わたしはシーメイトさんのTAになりたいです!
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