ゴッタン (箱三味線) の赤い紐、音緒の外し方
はじめに
こんにちは。
「ゴッタンで挫折する人をなくす!」をモットーに初学者向けの情報発信をしている 夕茶 (@Seki_Cha) と申します。
梅雨シーズンにも入り、すっかり暑くなってきましたね。
早くも夏バテなのか、水不足なのか、頭クラクラしてます。
さて、今回はゴッタン音緒の取り外し方についてです。
たまーに外す必要が出てきたりするので、やり方を見ていきましょう!
音緒ってどれ?
まずは音緒って何? からスタートです。
聞き慣れない単語で、ギターやベースには存在しないパーツですよね。
読み方は「ねお」です。うん、呼び方も聞き慣れない。日常生活過ごして発する事のない単語です。
具体的にゴッタンのどの部分に当たるかといえば、赤色の紐の部分です。
ただの紐だと思っていたが、立派な名前が存在していました。
音緒 (ねお) というので覚えておきましょう!
音緒は何のために必要なの?
飾りつけの紐に見えなくもないんですが、ちゃんとした役割があります。
よく見てみると、音緒に弦が巻きつけられている事がわかります。
音緒は、ゴッタン本体と弦を繋ぐ大切な役割を果たす部位です。
音緒があるおかげで、糸巻に取り付けた弦を本体に固定する事が可能になります。
音緒を取り外してみる
それでは、早速音緒を取り外してみましょう。
音緒は木のでっぱり部分に取り付けられています。
音緒の結びを解いてとるのは大変なので、このでっぱり部分から抜き出していきます。試しに、そのまま音緒を引っ張ってみても、とれません。力強く引っ張ってもとれません…。いくらマッチョでもこれは無理です。
なぜか?
弦に引っ張られているからです。なので、簡単な話で弦をゆるめればとれます。
弦が持ち上がるくらいにゆるめます。
そして、再度音緒を引っ張ってみると、スルッと抜けるようになります。
これで無事に音緒取り外し完了です。
戻す時は、逆の手順で行ってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は試した事ないですが、三味線・三線の音緒も単体で販売されているので、購入すれば自分好みの色に音緒も付け替えられそうです。
ネットでゴッタンに関する情報が少ないので、些細な情報でも発信して、躓いて辞めてしまう人をなくしていきたいです。
何かゴッタンに関する不明点や疑問点ございましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。私もそれを勉強して、記事作成出来るようにします!
それでは、素敵なゴッタンライフを。
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