ゴッタン (箱三味線) にストラップを取り付けてみた
はじめに
こんにちは。
「ゴッタンで挫折する人をなくす!」をモットーに初学者向けの情報発信をしている 夕茶 (@Seki_Cha) と申します。
最近、普段は関東でしかライブをされないアーティストさんが、京都でライブをされてたので観てきました。ギター・ボーカルのユニットで、楽器数も少ないのに聴かせる演奏されていて、とても痺れました。
さて、話は変わりまして。
今回はギター・ベースと触ってきた人からすれば、当たり前に付属しているパーツをゴッタンに取り付けてみようの話です。
ギター・ベースにあって、ゴッタンにないパーツ
ギター・ベースにあって、ゴッタンにないパーツは何でしょう?
…表題にも書いてある通り「ストラップ」です。
ギター・ベースなら、立って弾く事が多いので標準装備のパーツですね。
デザインや素材もたくさんあって、楽器屋さんで自分好みのストラップを選ぶのも楽しみの一つです。
対してゴッタンの場合、三味線もそうなんですが、座って太ももの上に置いて演奏をするため、ストラップは不要なパーツです。
しかし、現代では、バンドスタイルでの演奏や路上での弾き語りなど、座ったまま演奏のみ…というわけにはいかなくなってきてます。
そんな時、ゴッタンにもストラップが取り付けられたら、立っても座っても弾けるハイブリット楽器になるので、時代の波を乗りこなしていけそうです。
ゴッタンにストラップは取り付けられるのか?
まず、そもそもゴッタンにストラップは取り付けられるのか?
簡単に取り付けられます。
誰でも簡単に取り付けられるパーツが販売されてます。
工具すら不要なので、ちょー楽。
よく日曜大工やバイク・車の改造やメンテナンスなどに慣れてる人は、工具使ったりする作業でも「簡単だから自分でやってみれば良いやん」とか言いますよね。
私は工作が苦手なので、そういう言葉一切信用してないんですが、今回のストラップ取り付けはマジで簡単でした。なので、苦手な人でも問題なしです!
必要なもの
それでは、具体的にどうやって取り付けるのか。
もちろん、ゴッタン専用のストラップは存在しないので、他の楽器のストラップを取り付ける事になります。
取り付けられる楽器は二種類存在します。
パターン1 : ギターストラップを取り付ける場合
ギターストラップをゴッタンへ装着出来るようにするためのパーツが存在します。
ラインナップ豊富なギターストラップが取り付けられるので、オススメ方法だったのですが、2023/06/19 時点でパーツの販売が停止しておりました。残念…。マジで再販をしてもらいたい。
こちらの商品なので、復活されれば別途記事作成いたします。
パターン2 : 三線ストラップを取り付ける場合
次に、三線用のストラップが存在します。
三味線と違って、三線は弾き語りで立って演奏するスタイルもよく見るので、まさに今回求めてる用途ですね。
ラインナップは少ないですが、ゴッタンにもそのまま取り付ける事が出来るストラップです。
今回はこちらの取り付けを行なっていきます。
ストラップを取り付けてみる
それでは、早速ストラップを取り付けてみましょう。
まず最初に音緒を取り外します。
音緒の取り外し方は、過去の記事でまとめますので、そちらをご覧ください。
次に、購入しておいた三線ストラップを木のでっぱりに取り付けます。
取り付けが完了すれば、写真のように音緒を元に戻せば外れなくなります。
次に糸巻部分にゴム紐を結んで完成です。超簡単!
ゴム紐を弦に触れる部分に通していますが、ここへの取り付けがベストかが要検証です。立ちながら弾く事で、ゴム紐が当たって調弦がズレやすくなったらダメなので。
一点だけ注意必要なのが、今回利用したのが三線向けのストラップです。
三線はゴッタンよりも、本体サイズが少し短い楽器になります。そのため、ストラップの長さ調整をしても、余裕があまりないです。
もしかしたら、体が大きい人の場合、窮屈かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段、自宅で弾く分にはストラップがなくても良いですが、外出先や動画撮影する時なんかは立って弾けるとバリエーションも増えて良いですね。
ネットでゴッタンに関する情報が少ないので、些細な情報でも発信して、つまずいて辞めてしまう人をなくしていきたいです。
何かゴッタンに関する不明点や疑問点ございましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。私もそれを勉強して、記事作成出来るようにします!
それでは、素敵なゴッタンライフを。
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