昭和と平成のゲームの集め方。その26
(ゲーム交換編 その4)
随分間が空いてしまい失礼しました。私生活で色々有りまして…。
さて、ゲーム交換サイトを立ち上げて困った問題というのはこんな感じのことでした。
1.地域格差(入手難度)
当時はネットは有ったとは言え皆がスマフォを持ってネットに接続など出来ない時代であり、結構”ネット接続の有り無し”で情報が桁違いに入手困難なものでした。
今だと「こんな物がXXX県のXXXって言う店に売ってたよ!」なんて発言をしてしまうと転売屋とかハイエナの様なコレクターが現地に行って全て買い尽くしてしまう…なんてことがザラに有りますが、当時はそんなことはなく
「へー、こっちでは全然手に入らないですよ」「こっちでは値段が高いですよ」
と、平和な時代でありました。
しかし、当時から電気街である秋葉原、そして西の電気街である日本橋。この時代はぶっちぎりで安い物は安いという印象でした。
なので、地方在住の方と秋葉原や日本橋に気軽に出れる人でかなり値段の格差が出てきてしまい、
「そんな値段で売ってるわけがない」「こちらではそんな安くない」
というようなやり取りがありました。
今では値段は殆ど一緒(ネットで調べてそのまま真似した値段をつけるので)ですが、当時は議論のネタでは有りましたが個人的には見ていて面白かったです。
2. 機種格差
今でも多少は見受けられますが、当時ではちょっとレベルが違う”機種格差”。
今だと”レトロゲーム”で一括にされてしまう”機種格差”ではありますが、当時はもっと極端でした。
ファミコン に対する セガマークIII(マスターシステム)。
スーパーファミコン に対する メガドライブ。
PCエンジン に対する PC-FX。
ゲームボーイシリーズ に対する ゲームギア。
そして…
プレイステーション に対する 3DO & セガサターン
など…(機種のセレクションには色々意見があるとは思いますが)
と色々入手が困難な機種と安価で入手できる機種が極端になっておりました。
当時3DOやPC-FXのソフトを捨て値で入手したよ!なんて方は多いのでは無いでしょうか?
今では入手困難の意味合いが違ってきてしまい、当時としては集めている機種によってかなり難易度が違ってきたものです。
当時PC-FXのコンプを目指してたのですが1年もかからずに揃ってしまった記憶があります…。今だとゼロイガー辺りで躓きそうですが。
そしてその他にも色々問題が出てくることになりますが、これは今のゲームコレクションにも遺恨を残す事だと思います。
(ゲーム交換編 その5 に続く)