昭和と平成のゲームの集め方。その14
幼少編 その2
前回のあらすじ。
(正月、お年玉を握りしめてセケロ少年の行く場所は…秋葉原!一体何を購入するのか!?)
というわけで電車の乗り方を父親に教えてもらい(父親は東京生まれなので詳しかった)秋葉原まで一人ででかけ、お年玉を握りしめながら当時はあまり多くなかった三ヶ日から(もしかしたら4日かもしれない)営業していたゲームを扱ってる店へ!
当時はゲーム専門店が少なく”XX無線”とか”XX電器”とかの兼業ゲームショップが多かったんですが、そのせいでかなり在庫をダブらせてしまい、安価で販売されていたことが多かったです。
↑
ゾルゲ市蔵先生の”8bit年代記”より。昔はこんな感じにパッケージ写真に値段が貼ってあって安いことをウリにした看板が店頭にありました。
実は近くの町田でも買えないことはないんですが、圧倒的に値段が安いのとお年玉をもらったテンションでそのまま色々買いたい物があったのでその足で行くのが毎年お馴染み&楽しみでした。
そしてもう一つ、秋葉原に行く理由は…。
”メガドラソフトが安くて種類がたくさんある”
からでした。
自分の住んでいる場所は神奈川とはいえ横浜のほうが遠く町田が近いため、なけなしの小遣いで月に一度くらい町田に行って買い物をしていました。そのうち行き方を覚えて自電車で行くようにはなったんですがやはり基本は電車(約30分)で行くこととなり、そこで色々ソフトを揃えていきました。
只、あまりメガドライブの揃えが良くなく(キムラヤがLYNXのソフトとか揃えて居てある意味病的に揃えが良かった)のでそこで買っていましたが、やはり値段を考えると秋葉原が安い!なので年に一回まとめて買いに行ってそこで”メガドライブ欲”を満たしておりました。
そのうち、高校生になり移動範囲が広がったのですが学校が藤沢だったので神奈川の南側ばかりに行くようになり秋葉原には余り行かなくなりましたがまたそれは別の件で…。
とにかく、だいたい買うのは
”メガドライブのメジャー作品を安く買う”
か
”メガドライブの地元じゃ売ってないマイナー作品を買う”
かの二択でした。
前者だと”TATSUJIN”と”ストライダー飛竜”とかのアクション&シューティング、後者だと日本では当時未発売だったGENESIS版(海外メガドライブ)の”ポピュラス”や結局ゴタゴタで日本未発売の”テトリス 海賊版”などが有りました。この頃から海外ゲームにも興味が出てきたので、いつか現地に行ってゲームショップで買い物がしたいなぁ…と思うようになります(次回以降のフリ)
↑
メガドライブ版の海賊版”テトリス”。当時は結構秋葉原の店でチョコチョコ見つけました。
大体そんな事を5年位繰り返していましたが、地元の揃えが良くなってきた事と中古ショップがこの頃からどんどん増えだしたこと、そして自分の興味が一時的とはいえ他の物に移ってしまったので一時的にゲームコレクションが貧弱になっていきました。そのへんはまた順を追って書いていこうと思っています。
今は秋葉原行くことはあるんですが、パーツだったり中古ソフトをチョコチョコ漁るぐらいであのときの病的な勢いはなくなったなぁ…と懐かしがるアラフォーの自分でしたw
(幼少編・その2 終わり)