夜勤明けのマックのこと。
わたしの仕事は泊まり勤務があって、
だいたい午後の5時から次の日の午前10時までなのだけど。
昨日は大仕事が泊まり勤務と重なって、
朝7時過ぎに出勤。
29時間勤務を終えて、昼過ぎに帰宅。
ずっと仕事現場にいたから、
お腹も空いて、睡眠も取れてない、
そんな意識朦朧とした中で考えていたことは、
「辛ダブチ食べたい…」
「キムタクの持ってる辛ダブチ…たべたい…。」
仕事が終わったとわかった瞬間、
充電の残量を表すメモリが点滅してる電動自転車を漕いで漕いで。
頭の中は、
マック!
ポテト!
辛ダブチ!
なんならモバイルオーダーで頼んで、
商品まで最速で到達!
大仕事を昨日終えたわたし、そのまま泊まり勤務に突入したのに、この大仕事の捌きよう!
なんて、1人で感動しながら商品を受け取って、家に走る。
家について、
スカートを脱ぎ、髪を束ねて、
手を洗って、
ソファーに座って、
テレビのチャンネルを回す。
「あー、あんまりいいのやってないなぁ」
って1人で言いながらポテトに手をつける。
あ、私今幸せだ。