
1分でわかる「ファランクス戦術」
紀元前7世紀。
地中海はギリシア連合軍とペルシャ軍の戦いで血に染まった。
強靭なペルシャ軍に対抗するためギリシアが用いた戦術。
それこそが「ファランクス戦術」なのである。

ファランクス戦術は左手に大盾、右手に槍を装備し、
露出した右半身を味方の盾に隠しながら、
長方形、正方形に陣形を組み立てる戦術。

戦闘状況に柔軟に対応できる強みと、機動力の無さというメリット、デメリットを持っていた。
また、激突時に発生する衝撃力と殺傷力が強力な反面、
高度な技術を用する方向転換は至難の業であり、基本的に正面にしか移動ができない。
読者諸君はこう思っただろう。
「は?弱っわ。使い道なくね?」と

否・・!この戦法は防衛戦にて更に活躍するのである・・!
有名なものであれば「テルモピュライの戦い」などである。
この戦は狭い小路で大群を少数の部隊で迎撃した結果、
4万VS300人で死者、300人のギリシア側は、視野たったの40人で敵を約2万人撃破するという大戦果を上げた。

こういった、正面での破壊力と、長距離からの攻撃をも防ぐことのできる人力要塞である「ファランクス戦術」はしっかりとした地形活用によって、非常に画期的な戦術になりうることがうかがえる。
以上!
みんなも友達9人ほど集めてやってみよう!!
楽しいぞ!