成田空港行きバス、間違い英語だらけ
インバウンドも復活し、街には外国人の方があふれています。
英語を使う頻度の高い接客の場所なのに、なぜいまだに間違った英語が蔓延しているのでしょうか?中には、中学英語さえもわかっていない方が作っているのではないだろうか、と思える表示やマイク放送があります。
銀座や東京駅などから発車する、複数のバス会社による成田空港行きバス。そこでトランクに荷物を入れるスタッフさん、3名ほどおられますが、彼らの会話を聞いていてちょっと驚きました。意識がちょっと低すぎるのではないでしょうか?
皆さんは、彼らが発した次のセリフを読んでどう思われますか?私が列に並んでいた時間帯は、7割位外国人でした。
「ワンパーソン、ワンラゲッジね!」
「2つ以上の人は電車をご利用ください!」
「ワンパーソン、ワンラゲージですから、それ以上はトランクルームはNoです!」
これを、すでに並んでる多くの人に言ってます。
まず、行列を作らせる前に、行列後方に1人配置して、そこで呼びかけなきゃダメじゃないでしょうか?チケットも買い、結構な時間並んで、バスに近づいたら2個以上はダメ!と言われる。で、日本人の男性には大きな荷物2個を「今回だけですからね」と言ってOKにする。
東南アジアの女性が、係員に質問があって近寄っていくと、
「並んで並んで!」
と日本語でつっけんどんに言い、質問の意味がわからないと
「あっち行って」
と人差し指で切符売り場の方を指差しながら言い、他所へ振ってしまう。
こういう対応をする日本、どこがおもてなしの国なのですか?
コロナ禍で、何を準備してたんですか?
おそらく派遣やアルバイトだと思いますが、なぜ英検2級以上とか、TOEIC600以上、700以上とか制限をかけて募集しないのですか?
さらに、バスの乗り方の表示です。これはオフィスの方が作っているでしょう。
この画像に写っているものについて、あえて説明しなくても、何がダメなのか、普通に英語教育を受けてきた人なら分かるはずです。これを堂々と今も、表示し続けています。
国から補助金をもらいながら、コロナ禍で何をやっていたんですか?お金をもらったらそれで終わりですか?
スタッフさんも、雇用している会社も、その会社自身も、何をやっていたんですか?
決して難しい英語じゃないですよ、どれも。
しかもルー大柴さんのような英語で堂々と叫び、それを仲間内で
「ワンパーソンワンラゲッジって言えばいいから」
と談笑している。
さらに、並んでいるほとんどが外国人なのにアナウンスは日本語だけ(女性でした)。
日本人としてこんなに恥ずかしいことはありませんでした。今でも憤りが収まりません。