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世界三大悪女

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"メアリー1世(イギリス)は16世紀の女王です。

メアリー1世

フランスで教育を受けた彼女は語学や音楽、文芸など幅広い分野で素晴らしい才能を発揮した、才色兼備の美女として当初は多くの人々から愛されました。

しかし彼女の人気は不倫相手であるボスウェル伯爵と結婚するために、自分を夫を殺したことで急落し最後は処刑されます。

江青(中華人民共和国)は中国の偉人である毛沢東の4番目の夫人です。

江青

悪名高い文化大革命を4人組の1人として指揮し、女優時代に自分を高く評価しなかった文化人を次々と弾圧していきました。

こうした権力の私的な乱用は次第にエスカレートし、ついには自分より美しく優秀な女性を嫉妬から殺害するまでにいたります。

権力の源泉であった毛沢東が死ぬと逮捕され、最後は病気療養のために仮釈放中に自殺するという結末を迎えました。

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エレナ・チャウシェスクは20世紀最悪の女独裁者と呼ばれる人物です。

エレナ・チャウシェスク

小学校を中退するほどの勉強嫌いでありながら、権力に憧れる彼女は持ち前の美貌を生かしてルーマニア国民共産党のリーダーであったニコラエと結婚、夫が大統領になると自身もナンバー2として君臨します。

権力の座について以降、夫婦はその力を国民のためでなく私利私欲に費やすようになります。自分や親族のための宮殿建設のために、建設予定地に住んでいた8万人近い人々を強制退去させた話は有名です。

また小学校中退という学歴の低さにコンプレックスを持っていたエレナは、他人に書かせた論文を自分名義で発表しあらゆる分野の博士号を取得します。

また息子が世界的に有名な体操選手であるナディア・コマネチを欲しがったために、彼女を監禁するという愚行まで犯しています。

夫婦の横暴によりルーマニアは衰退し、街にはストリートチルドレンが溢れました。

こうした悪行に激怒した国民たちによりルーマニア革命が起こるとエレナは逮捕され銃殺刑に処されました、記録映像では処刑寸前まで人々を罵る姿が記録されています。"

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