世界遺産|カルパチア山脈
カルパチア山脈とはヨーロッパ東部に位置する山脈で、その長さはポーランドからルーマニアまでの1300kmにも及びます。
動物や植物に恵まれたブナの原生林は2007年にカルパチア山脈のブナ原生林として世界遺産に登録されました。
その後、2021年には世界遺産の登録はエリアが拡大し、18か国にも及ぶ広大な範囲を誇っています。
ブナ原生林は国の数よりを凌駕する94ヶ所で構成されており、そこに生息する動植物の中には絶滅危惧種も含まれています。その動植物は保護していくに値すると認められ、世界資産の中の自然遺産として認められ登録されるに至ったわけです。
ただ、このような貴重なエリアでありながら1990年代当初までは、スロバキアとチェコの関係が悪化していたため簡単には訪問し楽しめる場所ではありませんでした。
現在では両国はスロバキア共和国となり容易に訪れることができる場所となっています。