世界遺産 コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観
"コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観とは、イギリス南西部にあるコーンウォール州からデヴォン州西部にかけて存在しているいくつかの鉱山景観のことを指しています。
二つの街が同時に見られるなど世界的にも珍しい景観をしていることから、2006年にヴィリニュスで開催された第30回世界遺産にも登録されるなど貴重な存在です。
18世紀から19世紀前半に鉱山が形成されるようになり、坑道や蒸気機関小屋・鋳造所・新市街・農地・港湾などが立ち並ぶ産業地帯となり、地域一体が急激な発展を遂げた場所でもあります。
19世紀後半になると世界の銅の3分の2を供給するまでに成長し、英国の産業革命に多大な貢献をしてきたことでも有名になりました。その後衰退することとなりましたが、蒸気機関車を走らせるなど画期的な技術力を見せつけることになり、世界各地に伝わり、世界的に影響を与えたことは言うまでもありません。"