世界遺産|タリン歴史地区(旧市街)
世界遺産のタリン歴史地区(旧市街)は、1997年にユネスコ文化遺産登録が行われたエストニアの首都タリンが対象です。エストニアの首都タリンの歴史を思わせる旧市街地が、歴史的な遺産として認められ登録された形となっています。
タリン歴史地区(旧市街)の歴史は1200年代にまでさかのぼり、デンマークの王ヴァルデマー2世がエストニア人の要塞集落を占領、トームペアと名付けた城塞を築いたのが最初です。
その後タリンはハンザ同盟に加わることで貿易港になり、人々が行き交うようになって発展を遂げます。
1300年代に入るとデンマーク王ヴァルデマー4世が市をドイツ騎士団に売却、その後は20世紀まで経済的にも文化的にも、バルト・ドイツ人の影響を受け続けました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?