世界遺産|カルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林
カルパチア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林はユネスコの世界遺産です。ヨーロッパの12か国にまたがり、ヨーロッパブナが対象とされています。
ヨーロッパブナは、最大で50 mにもなり日本のブナとは異なります。元々はスロバキアとウクライナのみでしたが、2011、2015年にドイツのブナ林が追加されました。
更に2017年には9か国が追加されて現在の名前になりました。カルパチア山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯に属していますが、アルプス山脈ほど険しい山脈ではありません。
カルパチア山脈は、カルパティア山脈とも呼ばれ、名前の由来については諸説ありますが、古代スラヴ語の山脈を意味する語が語源になっているのではないかと言われています。