世界遺産｜ニューカレドニアのラグーン：リーフの多様性とその生態系

ニューカレドニアは世界3大岩礁の一つであり、豊かな生態系があることで知られています。ラグーンとは礁湖を指しており、ニューカレドニアのラグーンは、世界遺産として登録されました。

ニューカレドニアのラグーンのリーフには、生態系において魚類が約1700種、サンゴが約500種以上と海洋生物だけでも5000種以上が成育しています。

特にサンゴは成長を続けており、古代のサンゴ化石の上に重なっているため、自然史を知るうえで大変貴重な資料となります。ジュゴンやアオウミガメの営巣地であり、世界で3番目に大きい規模となっています。

海洋哺乳類や鳥類の避難場所ではありますが、東部のリーフは採鉱の際の廃液によって傷ついている場所もあります。