世界遺産 グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区
"グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区は、スペイン南部のグラナダ県に所在する世界遺産です。
この地域はかつてイベリア半島を支配していたイスラム王朝であるナスル朝の首都があった場所で、アルハンブラはその王政の中心となった宮殿です。ムカルナスと呼ばれるイスラム建築独特の装飾や、宮殿内の各所に配された噴水などが当時の栄華をしのばせます。
アルハンブラが宮殿であると同時に要塞や学校なども兼ねていたのに対し、王族の夏用の離宮として建てられたのがヘネラリーフェです。ここはイスラムの天国をイメージして造られたとされる庭園が有名です。
一方、アルバイシンはグラナダ最古の居住区と言われており、印象的な白壁を持つ典型的なイスラム様式の住宅が連なっています。"