世界遺産|スピエンヌの新石器時代の火打石の鉱山発掘地(モンス)
ベルギーのモンス市には、スピエンヌの新石器時代の火打石の鉱山発掘地があります。2000年には世界遺産に登録が行われ、それまで以上により多くの人から注目されるスポットになりました。
この場所はトルイユ川とヴァンプ側の川から泥土が運ばれることから古くから石だらけの場所であり、こういった理由から火打石の採掘場として発展したと言えます。
採掘は紀元前4000年頃から紀元前750年頃まで行われており、井戸の深さは15m、地下採掘坑内面積は100haという広さでした。
現在では歩行者専用道路からこの世界遺産を訪れることができるようになっています。足を運べば遠い昔に採掘や磨製石器の製造が行われていた雰囲気を感じ取ることができるでしょう。