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世界遺産|アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
2011年登録された世界遺産アルプス山系先史時代杭上住居跡群は、スイスとイタリア、ドイツとフランス、オーストリアとスロベニアの6カ国合計111件の遺産によって構成される先史時代の住居跡です。
ボーデン湖やツーク湖、ガルダ湖やリブリャナ湿原に湖底にいくつもの杭を打ち付けて板を渡し、その上に住居が設けられた湖上住居の特徴を持ちます。
水没を始めとする水災害を避けるためや農地のための土地を確保したり、他の部族や猛獣など外敵からの攻撃を避けることを目的に作られたと考えられています。
冬季大旱魃が発生した1853~54年にかけて発見され、最多を誇るスイスの56件を筆頭にイタリア19件、ドイツ18件とフランス11件、オーストリア5件とスロベニア2件あります。