世界三大メガロポリス
世界三大メガロポリスは、ボスウォッシュ(アメリカ)・太平洋ベルト(日本)・ブルーバナナ(ヨーロッパ)だといいます。
メガロポリスと言われてもよくわからない人も多いと思いますが、これは多くの都市が深い関係を持っており、帯状に連なることで巨大都市になっている地域のことです。
含まれる地域は大きく、いくつもの大都市を含んでいるのに、その時代によっては含まれる地域の数が増えることもあるためきちんとそのときに確認しておくことをおすすめします。
ボスウォッシュ
ボスウォッシュ(アメリカ)は、ボストンからワシントンD.Cを結んでいる都市群です。
ボストンとハートフォード、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルティモア、ワシントンD.C.などが含まれている大都市圏であり、アイビーリーグの大学などの有名なところはもちろん、その他の主要な大学や研究施設などがたくさん含まれていることでも知られています。
それだけではなく学術面などの集積もあるため、多くの人が集っている場所だといえるでしょう。
ブルーバナナ
ブルーバナナ(ヨーロッパ)は、ヨーロッパのメガロポリスのことです。イングランドから北イタリアまでが含まれており、その形がまるでバナナのように見えることからブルーバナナ(ヨーロッパ)と呼ばれています。
ブリュッセルにアムステルダム、ケルンやフランクフルトにロンドン、そしてマンチェスターとバーゼル、トリノにミラノにチューリッヒなどの地域を含んだ大きなものだと言って良いでしょう。
その人口はなんと9000万人もおり、多くの観光客などが訪れることでも知られています。なぜブルーバナナ(ヨーロッパ)なのかというと、ブルーがヨーロッパのイメージカラーであり、EUの旗の色でもあるからです。
太平洋ベルト地帯
太平洋ベルト地帯は、南関東の1都3県から兵庫県までを含む地域のことをいいます。現在は茨城や埼玉も加えられ、さらに福岡や大分まで拡大して太平洋ベルト(日本)と呼ばれるようになったということです。
この太平洋ベルト(日本)は、工業地帯を9つも含んでおり、その内の京浜工業地帯と中京工業地帯、阪神工業地帯、北九州工業地帯のことを4代大工業地帯と呼んでいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?