世界遺産|ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市はフランスにある世界遺産です。北フランスにはル・アーヴルというう港湾都市があり、この中心街が文化遺産として登録されています。
ここは第二次世界大戦中に、イギリス軍の補給基地として利用されていました。しかしその後爆撃により廃墟となってしまい、その荒れ果てた様子はヨーロッパのなかでも最大規模であったといいます。
都市の再建は第二次世界大戦後に行なわれ、その優れた都市計画が評価されて世界遺産になりました。オーギュスト・ペレはベルギー生まれの建築家で、鉄筋コンクリート造を得意としたためコンクリートの父とも呼ばれています。
当時の最新素材や技術を使い、残っていた歴史的な建物や街並みを活かした都市になっています。