世界遺産|ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ
ブルゴーニュのブドウ畑のクリマは、ブルゴーニュワインのもととなるブドウ生産地となっている景観を対象とした文化遺産として2015年に世界遺産に登録されました。
「クリマ」とはブドウ畑の小さな栽培区画を言い、世界遺産に登録されたクリマは、全部で1,200か所以上に上ります。
また、ブドウ畑のクリマだけでなく、ワインを流通する中心地の役割を果たしたボーヌ市街や、ブドウ栽培地の行政府が置かれたブルゴーニュ公爵宮殿を含むディジョンの歴史地区なども合わせて世界遺産登録されています。
なお、ブルゴーニュのブドウ畑のクリマは正式に登録されるかなり前の2002年に暫定リスト入りしていましたが、正式な推薦があったのが2013年で、ワインの生産地・区画化された農業景観・原産地名称保護の観点から世界遺産にふさわしいとみなされた結果、登録に至りました。