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世界遺産 マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡
エル・エスコリアル修道院はマドリードから一時間、北西の町サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルにあります。
スペインの黄金時代、16世紀にフェリペ2世が、戦勝記念と死者慰霊およびカトリック改革のための建築施設として建てたとされています。宮殿・修道院・図書館・王室霊廟を合わせた複合施設です。部屋数4千室以上と非常に広大な施設として、世界遺産に登録されました。
欧州の建築様式の中では非常にシンプルな外観で、左右対称のエレーラ様式と呼ばれています。大階段のドーム状の天井に描かれたフレスコ画は圧巻です。図書館には貴重な図書が4万5千冊以上あり、天井はペッレグリーノ・ティバルディによるフレスコ画が描かれています。