
世界遺産 アービラの旧市街と塁壁の外の教会群
スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州アビラ県の基礎自治体であるアービラ。そこには全長約2.5km、高さ平均12mの塁壁で囲まれた旧市街地が広がっています。
さらに範囲が東西約900m、南北約450mにわたる旧市街地の外には、幾つもの教会や修道院が立ち並びます。これこそスペイン国内でも有数の観光スポットの1つ、アービラの旧市街と塁壁の外の教会群です。1985年には世界遺産にも登録されており、世界各国から数多くの観光客が訪れます。旧市街地には今でも生鮮食料品を扱う市場をはじめ、多数の飲食店や商店が立ち並びます。
またローマ帝国や西ゴート王国時代に築かれた、88の塔と9つの門も見応えがあります。そして何といっても、塁壁の外に立ち並ぶ教会群は見逃せないスポット。特に13世紀から14世紀にかけて建設された、ロマネスク様式とゴシック様式が混在するカテドラルは、まるで要塞のようです。