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世界遺産|マデイラ諸島のラウリシルヴァ

マデイラ諸島は、大西洋上のポルトガルの火山列島の名称です。

マデイラ諸島のマデイラ島に分布する照葉樹林原生林のラウリシルヴァは、氷河期以前から存在しているといわれている世界で唯一の原生林です。

1999年にラウリシルヴァは世界遺産に登録が行われたのですが、世界遺産登録が行われたのは約2万ヘクタールのマデイラ自然保護区の中で約1万5,000ヘクタールに及ぶ規模です。

ラウリシルヴァには、非常に大きな規模で太古の森林が現存しているなど貴重価値がある原生林であることが分かるのではないでしょうか。

なお、マデイラ諸島は平均気温が18度など穏やかな気候が特徴で、様々な動植物が生息しているなどから生態系の維持においても貴重な原生林です。

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