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世界遺産|アムステルダムのディフェンス・ライン
アムステルダムのディフェンス・ラインは、名前からもわかるように、オランダの首都にあたるアムステルダムを防衛するために作られたものです。アムステルダム中心部分からは、10から15kmほどのところに要塞群と堤防が建設されています。
1874年に計画がなされ、完成したのは1914年のことです。アムステルダムの死骸をぐるりと囲むように作られ、有事には防災線の外側が冠水するような仕組みとなっています。
完成までに多くの労力と年月を要しましたが、完成する頃にはすでに時代遅れのものとなりました。しばらくは使用可能な状態となっていたものの、一度も実践で活躍することはなく現在に至ります。
現在は機能を失っているものの、観光名所として整備されているところも多く、1996年に世界遺産として登録がなされました。