世界三大自動車レース
世界三大自動車レースと言えば、インディ500と
ル・マン24時間耐久レース、そしてF1モナコ・グランプリです。
インディ500
インディ500というのは、正式名称インディアナポリス500マイルレースと言い、アメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで毎年開催されます。
第一回レースが開催されたのは1911年のことで100年以上の歴史があり、日本人ドライバーの佐藤琢磨が優勝したことで日本でも話題となりました。
レースは1周2.5マイル(約4km)の楕円形のオーバルコースを200周走行します。走行距離がちょうど500マイル(約800km)になることから、インディ500と呼ばれています。
同じコースをぐるぐる回っているだけなので単調なレース展開と思われがちですが、平均時速は250km/hを超えるため、そのスピード感はF1以上かもしれません。
ル・マン24時間耐久レース
ル・マン24時間耐久レースというのは、その名の通り24時間走り続ける耐久レースです。
第一回レースは1925年のことで、参加者はプロのワークスチームだけでなく、プライベートチームも参加できるという点と、3人のドライバーが交代で運転を行うという点が他の自動車レースとは異なる点です。
毎年25万人を超える観戦者があり、2018年と2019年の2年連続でトヨタのワークスチームが優勝を果たしています。
F1モナコ・グランプリ
F1モナコ・グランプリというのは、F1世界選手権レースの一戦ですが、サーキット場で行われるのではなく、モナコ公国のモンテカルロ市街地コースで行われるのが大きな特徴です。
モナコグランプリ自体は、1929年から開催されており、F1が発足した1950年からは、F1グランプリの1レースとして組み込まれてきました。
狭い市街地を走行するために追い抜くのが非常に難しく、また広々としたサーキットを走るのに比べると、非常にスピード感があるのが特徴です。トンネルを駆け抜けていくときのスピード感は圧巻です。
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