世界遺産|シュパイヤー大聖堂
1981年にシュパイヤー大聖堂はユネスコの世界遺産登録が行われましたが、シュパイヤー大聖堂はドイツのシュパイアーに聳え立つ赤色の砂岩でできた巨大なバシリカ式聖堂の名称です。
聖マリア・聖ステパノ大聖堂が正式名称になるのですが、シュパイアーの皇帝大聖堂と呼ばれることもあるといいます。
ブルグント王国内で現在のフランス・ブルゴーニュ地方に存在していたクリュニー修道院と同じくシュパイヤー大聖堂はロマネスク様式最大級の聖堂、このような特徴からも世界遺産登録が行われたといった経緯があります。
入口部分の階段から東側の後陣の外壁までの距離は134m、外壁から外壁までの身廊の幅は37.62m、ヴォールト頂点までの身廊の高さは33mで東側の尖塔の高さは71.2m、西側の尖塔の高さは65.6mなど建造物がいかに巨大なものであるのかイメージできるのではないでしょうか。
また、地下聖堂も東西の長さが35mで南北が46m、高さも6.5m~6.5mのスケールを持ちます。