世界三大臭い食べ物
"世の中には臭い食べ物が沢山あります。日本では納豆やくさや等が有名ですが、世界にはもっと臭い食べ物があります。中でも世界三大臭い食べ物と呼ばれるものがあるので、詳しく見ていきましょう。
ホンオフェ
まずは韓国のホンオフェです。韓国料理の1つで、魚のエイを発酵させたものです。朝鮮半島南部では冠婚葬祭には欠かせない高級料理としても有名です。
作り方は、エイの切り身を壺等に入れて冷暗所に置きます。そして10日ほど発酵させると、身に含まれている尿素が加水分解されてアンモニアが発生して完成です。
特徴は何といっても強烈な臭いです。口に入れた状態で深呼吸をすると、失神寸前になると言われるほどで、涙を流しながら食べている人も少なくありません。それでも身に軟骨が付いていて、食べるとコリコリとした食感があり、さっぱりとしたものも多い為、マッコリを飲みながら食べるという通の人もいます。
エピキュアーチーズ
またニュージーランドのエピキュアーチーズも、世界三大臭い食べ物の1つに数えられます。
このチーズは缶詰の中に入っていますが、中で発酵させる為、缶詰は膨張して今にも破裂しそうな位パンパンにになっているのが特徴です。
このエピキュアーチーズはどんなチーズよりも強烈な臭いですが、その分酸味が強くコクも深い事から、臭いの割には人気が高いです。
シュールストレミング
そして中でも最も臭い食べ物がスウェーデンのシュールストレミングです。これは主にスウェーデンで生産され食べられている塩漬けされたニシンの缶詰で、テレビのバラエティでもよく見かけるので、知っている人は多いです。
一般的に缶詰は保存食として作られる為滅菌されますが、シュールストレミングは発酵状態のまま缶詰にされる為、中でも発酵し続けます。
その為中で発生したガスによって缶詰は膨らみ、開けた瞬間にガスと汁が飛び出す恐れがあるので注意が必要です。特に汁が服についてしまうと臭いは中々取れません。強烈な臭いは魚が腐った感じ、または生ゴミを数日間放置したような時の臭いと例えられる位です。
このように世界三大臭い食べ物はどれも強烈ですが、興味がある人は一度チャレンジしてみると良いです。"