世界遺産|コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群
コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群は、壁画が好きな人であればいちどは訪れてみたい非常に美しい景色を堪能できるものです。
イベリア半島の西側に位置するドウロ川の支流コア川とアケダ川に挟まれた部分にある大規模な壁画群であり、切り立つ岩の部分に様々な動植物をモチーフにした絵画が多数描かれているのが特徴で、天然の垂直に切り立つ崖を生かしたその美しい様子は目を見張るものとなっており、世界最大級のものとなっているのがポイントです。
この地域はポルトガルのコア渓谷とスペイン西部のシエガ・ヴェルデの両地域にまたがっているのもポイントで、2つの国をまたいだ非常に広大な敷地の中に様々な古代の絵画がそのまま残されていることが非常に奇跡的な事でもあります。
歴史的にも重要な意味を持つものとなっており、多くの観光客が訪れる世界遺産となっています。