第69回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要
▷コミナティ筋注、ファイザー株式会社
1.報告状況
○前回の集計対象期間(8月 22 日)以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、
医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに 81 件あり、令和 3年2月 17 日から令和3年9月 12 日までに報告された死亡事例は計 1,157 件※となった。
※10月1日までの調査において同一症例であることが明らかとなった5組については報告内容を統合し、各1件として計上。
また、10 件の取り下げあり。
○なお、上記に加え、令和3年9月13 日から令和3年9月24 日までに、医療機関又 は製造販売業者から死亡として報告された事例が 41 件あった。
2.専門家の評価
○令和3年2月 17 日から令和3年9月 12 日までに報告された 1,157 事例を対象に、
ワクチンと死亡との因果関係について、専門家の評価を実施(別紙1)。評価結果は 以下のとおり。
因果関係評価結果(公表記号)
α(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)
0件
β(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)
7件
γ(情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの)
1,150 件
▷モデルナ筋注、武田薬品工業株式会社
1.報告状況
○前回の集計対象期間(8月 22 日)以降、モデルナ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに16 件あり、令和 3年5月 22 日から令和3年9月 12 日までに報告された死亡事例は計 33 件となった。
※10 月1日までの調査において他の新型コロナワクチン(コミナティ筋注)の症例であることが明ら かとなった1件は除外。
○なお、上記に加え、令和3年9月 13 日から令和3年9月 24 日までに、医療機関又 は製造販売業者から死亡として報告された事例が2件あった。
2.専門家の評価
○令和3年5月 22 日から令和3年9月 12 日までに報告された 33 事例を対象に、ワク
チンと死亡との因果関係について、専門家の評価を実施(別紙1)。評価結果は、以 下のとおり。
因果関係評価結果(公表記号)
α(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)
0件
β(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)
1件
γ(情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの)
32 件
厚生労働省からの正式発表です。
ぜひご覧ください。