プラダを着たマキタ
こんにちは、世界のマキタです。
早速なんだがみんな聞いてくれ。
私、世界のマキタは、
2020年2月1日に
なんと、
プラダを着たんだ。
正確には、プラダのハイヒールを履いた。
ちなみにプラダってあのPRADAのことだ。
PRADA…プラダ…
なんてカッコいい響きなんだろう
今までの人生でブランド物に興味を持ったことがなかったから、自分にとって『プラダ』は一生無縁の単語だと思っていたのに、急に自分の手元にやってきて興奮しすぎて思わずnoteを書いてしまっているんだ。
今だったらプラダで一曲作れそうな勢いだ
ヒールは苦手、ブランド物も買ったことないそんな私がなぜプラダのハイヒールを履いているのか…
それは、最近頑張っているスナックマキタをもっともっと頑張りたくなったからだ。
カタチから入るタイプではなかったんだけど、スナックは別だ。
来てくれるお客さんの大体は、ママ(私)に会いに来てくれるわけで、たくさんの人から長く愛されるスナックをやりたいと思った時、私自身の価値をもっと高めたいと思ったんだ。
それは見た目も中身もどちらも。
中身と違って見た目はすぐに変えることができる。
今の自分で一番変えやすいところはどこかと考えた時、今まで全くはいたことのないハイヒールを履いてスナックマキタをやっていこうと決めた。
そうなったらハイヒールを買わなければいけないんだけど、今まで買ったことがないのでどこで買えばいいのか分からなかった。
たくさんのお店で試着している過程で、なんとなくふらふらっとプラダのお店に入ってしまった。
アウトレットだったから入りやすかったんだ。
そしてなんとなく履いてみたら今まで感じたことのない感情が湧き上がった。
感動と興奮と緊張が入り混じった、普段感じることのない不思議な感覚…
気づいたら「欲しい」とつぶやいていた。
幸か不幸かサイズもぴったりだったんだ
こうして、プラダのハイヒールが手元にやってきた。
(間違いなく自分が持ってる衣類関連で一番高かった…)
スナックの営業準備の時、
履き始めはすごく緊張した。
庶民なので匂いとか嗅いだりもしてみた。笑
革の匂いがした。
自分で言うのはなんだけど、ものすごく似合っていた。
営業中は、ずっとドキドキしていた。
本当はみんなに見て欲しい気づいて欲しい気持ちもあったんだけど、自分だけの秘密にしてドキドキしていたい気持ちもあったから、お店に来てくれたお客さんには誰にも言わなかった。
ずっとカウンターの中に居たというのもあって、誰にも気づかれなかった。
でも全く問題はない。
自分がときめいていたからだ。
きっとその時の自分の心がドキドキときめいていたから、見た目にもわくわくどきどきいいオーラが出てたんじゃないかなと思っている(来てくれてたみなさん、どうでしたか?笑)
営業が終わって家に着いてベッドに横たわったとき、慣れないヒールのせいで足の裏がすごく疲れていた。
その疲れは、なんだか少し心地よくてちょっとくすぐったかった。
背伸びしたんだなぁと。
今はまだハイヒールに負けている気がするんだけど、いつか対等になって履きこなせるくらいの器量がある人間になりたい。
2019年はとにかくシェアハウス、マキティアに全力の1年だった。
2020年はスナックに全力の年にする。プラダのハイヒールと共に。