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この2024年秋冬のファッションが教えてくれる、自分を「もっと自由に」表現する方法🌰🍠🍁

ファッションには「人を動かす心理」が隠されている

今年の1月中旬。約1か月半にまたがるファッションショーが開催されました。それは、ちょうどこの時期の「秋冬コレクション」にフォーカスを当てた世界各地で繰り広げられるファッションウィークの期間。ライブ配信が、世界を駆けめぐりました。
世界各地のファッション関係者たちも注目の、流行を先取りした空間。様々なシンパシー。季節ごとのデザイン。形となるまでは、様々なデザイナーたちの脳の中庭で、個々に熟成が始まっていく。やがて、それらは形となって店頭で産声をあげていく。
こうした世界を代表するファッションショーの舞台は、無数のファッション・アイテムが生まれていく、いわば泉のような原点だともいわれることもあるそうです。

幼少期の環境から、ファッション思考を強く意識して育った私が、自分なりに感じたレビューをつづっていこうと思います。シーズンを通じて気づいたことを、ぐぅ~~~っと! 7つに凝縮してお伝えします。

それから、このファッション思考の目線が、「自分らしい幸せ」に気づくキッカケとなってくれたらうれしいです!
・自分のことを表現することが苦手な人
・いつも周りに気落ちしてしまい人間関係が苦手な人
・ファッションについてはウトい人
・変わりたいけど変われない人(いつもタイミングを逃してきている人)
の参考になれば、と思っています。


「自分らしさ」を表現するヒントの隠れ家


気がつけば、ファッションも新しい風をまとい、自由で個性的な秋冬コレクションのスタイルが街中にあふれ始めてきました。

今年の秋冬に向けたファッションウィークでは、過去のトレンドを見事に進化させた魅了のし方がいくつも展開されていきました。しかも、着る側の個性を引き出すアイテムも数多く登場してきています。

昨年までのシンプルな流行から、今年はさらに一歩進んで着る人への魅力を引き出してくれるファッションが注目されています。今季も、ランウェイをにぎわせた注目のスタイルをしっかりと押さえて、「自分らしさ」を表現するヒントを手に入れていこうと思いました。

この冬どんな服が私たちをより自由に表現してくれるのか、さっそく、一つひとつに気を留めながら見ていくことにしましょう。


1. そろそろ今年はミニマルスタイルから卒業の時期? -「ちょっと目立つ」服を着こなす次なるステージへ -

ここ数年、シンプルで落ち着いたファッションが流行っています。
でも今年は、少し冒険的なアイテムが人気になっていく動きのようです。

デニムと光沢のあるサテンの生地を組み合わせたジャケットや、いくつかの生地を重ねたドレスなど。「ただのシンプル」ではなく、「ちょっと個性が光る服」が注目されています。
あえて存在感のあるアイテムを選び、個性的な着こなしを楽しむことで、ひと味違った新しい自分の表現をしていくこともできます。
異なる質感やパターンを組み合わせた、自分らしさを表現していけるスタイルも見つけていけるチャンスです。

服装に少しだけドラマチックな要素を加えることで、あなたらしい着こなしが広がっていきます。

2. 温かさと上品さを同時に楽しむ服選び - ホワイト&パステルへの冒険 -

秋冬といえば暗めの色を選びがち。
けれども、今シーズンのランウェイでは、柔らかな黄色や明るい白など優雅なパステルカラーやホワイトコーデで優しい色合いも登場しています。

柔らかなバターイエローや洗練されたオールホワイトのスタイリングで、内面の温かさとエレガンスを同時に演出できるアイテムも豊富に出てきています。
とくに丈の短いいわゆるショートコートやフワフワとした感覚が楽しめるボア素材のアイテムは、寒い冬の空気に新しいリッチな魅力を加えたコーディネートとして多くのデザイナーが取り上げてきました。

あなたも、是非、自分好みのアイテムを見つけて楽しんでみてください。

3. いまSNSでも話題の「モブワイフ」スタイルって何? - 新しい自分スタイルに気品をプラス -

その意味はズバリ! 派手でゴージャスな強い「女性」性を感じさせるスタイル。
これを一つの「美学」ととらえていく考え方が、今期世間を動かしていきそうな印象を与えていました。

近頃は「クールなシンプルさ」が話題になっています。
でも、こうした少し冷たい雰囲気を持ちながらも落ち着いた「大人っぽい」スタイルで、きわ立つ気品に挑戦していく動きが、これからの時期の主流になっていくと感じられる場面もありました。

例えば、ボタンのデザインが少し工夫され、全体的にクリーンなラインのピーコートは、普段着にもお出かけにも合わせやすくなります。
さらに、キレイなラインでの仕立て方が印象的なシャープな単独のジャケットなども印象的です。品格を感じさせるシンプルなデザインは魅力的に目に映りました。
シンプルさの中に品格を漂わせるこのスタイルは、落ち着いた大人の魅力を存分に発揮していけます。金色のボタンや肩の部分に添えるデザインの形のディテールが特徴的だったピーコートは、カジュアルにもフォーマルにも活躍。

自分の軸を持ったスタイリングで、自分流に仕上げていける楽しみの部分にもなっていきます。

4. 伝統を超えて新しく生まれ変わった今期のチェック柄 - チェック柄の新解釈 -

秋冬の定番である「チェック柄」が、今年は大胆にアレンジされて再登場しています。

例えば、タータンチェックのドレス。スカートの裾(すそ)に向かって色が少しずつ変わっていくグラデーションがかかった色合いのチェック柄がデザインされているところは、とても新鮮さがあふれています。
また、まるで彫刻のようにシワが美しく寄せられたギンガムチェック柄でのデザインは、そのシルエットが特徴的です。
シンプルなコーディネートにチェック柄を取り入れるだけで、自分のスタイルにグッと、モダンでおしゃれな印象を加えることが可能になっていきます。

洗練された自分だけのモダンな雰囲気を楽しむキッカケが、見つけていけるかも知れません。

5. 暖かくて楽しいニットアイテム - 立体感とボリュームで視覚的なインパクトを演出 -

この季節、特に注目を集めるのが「もふもふ」したボリューム感あふれるニットアイテム。
見た目にも温かさを感じさせてくれるアイテムです。
中でも、高めのネックラインや襟元が強調されたデザインが目を引きます。

厚手のマフラーやストールなどのボリューム感のある小物は、組み合わせることで、より一段と温かみを引き出してくれます。ボリュームたっぷりのセーターなども今期デザイナーには人気なようで、寒い季節には雰囲気もピッタリなアイテムです。
ケーブル編みのニットやひらひらした飾りのフリンジ付きのアイテムなども多く、発表されていきました。

服の立体感を生かした視覚的なアイテムが、動きにも温かみを感じさせてくれるので、見た目にも自分以外、見ている側も楽しくさせていきます。

6. 情熱的な「赤い色」を冬場のアクセントに添えて - 冬を彩る強烈なエネルギー -

今シーズン、赤い色が再び注目されています。
2024年の秋冬には、復活した色「スカーレットレッド」カラーがトレンド入り。この冬のスタイルに情熱的なアクセントを添えています。
とくに鮮やかな赤色のドレスや厚手のマフラーは、冬の暗くなりがちな服装に、強烈なエネルギーを加えてくれます。日常の中に少し「赤」を取り入れてみると、いつもより華やかな気分になれるかもしれません。
布を細かく縫い縮めてギャザーをつけていく加工がきわ立つレザー風のミニドレスや、ずんぐりと分厚くぼってりした感じのあるストールでひねりを効かせたスタイルなどのアイテムが次々と発表されました。

何気ない日常の中に、気まぐれに「赤い色」を取り入れてみると、パワフルで華やかなオーラをまとったかのような、いつもより活力のある新しい自分にも出会えるかも知れません。

7. 新しいシルエットに挑戦して自分を引き立てる - ボディラインを引き立てる透け感素材やバルーンパンツ -

今期は、透明感のあふれる素材を全面に使った装いが、斬新で新鮮さをかもし出していました。
奇抜にふわっと膨らんだようなシルエットで丸みが強調されたバルーンパンツは、リラックスした雰囲気を引き出してくれます。
少し透け感のあるアイテムは、見た目の軽やかさを引き出しつつも、クールで洗練された大人っぽさの印象を与えてくれています。

こうした今季ならではの注目アイテムには、シンプルなスタイリングに「新しい風をどんどん吹き込んでいく」デザイナー側の思考が冴えわたり、私たちの日常を楽しく幸せな感情の世界へと連れていってくれます。
シルエットを活かした着こなしなど、新しい形の服にチャレンジしてみることで、いつもとは違う自分の一面も発見できるかも知れません。


ファッションは自分を変えていく「キッカケ」づくり

ファッションには、自分自身の新しい側面を見つけてくれるたくさんのキッカケが隠れています。気温の寒暖差も激しくなる秋の季節。衣替えで衣装ケースとにらめっこが続くこの時期は、とくに「自分と向き合い」「自分の内面に気づく」チャンスにあふれた時期とも言えるでしょう。

今期の秋冬トレンドでも、様々な作品が常に変化を続けながら、様々な「自己表現へのチャンス」を私たちの日常の中へ落とし込んでくれています。
とりわけ、この年2024年度は、少し大胆に自分たちの個性を表現していけるアイテムが多く発表されていました。
毎日の服選びにも、楽しみが増えていきそうな予感です。

時には大胆に、時にはつつましく!

その日の気分やシーンに合わせて、「自分らしいスタイル」自分のリズムで探求してみたいと思っています。

これからの冬、寒空の街の下で、こうした温かさと個性を同時に表現するファッションなどは、普段眠っているあなたの「内面のつや」「美しさ」を、そっと引き出してくれるキッカケとして味方してくれるはずです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

こちらのnoteでは、心理学脳科学などの話も織り交ぜながら、ファッションなどを通じて「自分らしさ」を追求していく思考とその視点をつづっていく予定です。
1人でも多くの人が「自分の殻(から)」をやぶって、明るく、楽しい、幸せな感情で過ごしていける助けにもなっていけたら最高です!

" ファッションには「人を動かす心理」が隠されている " 

これ、実は私がいつも、ココロに留めている言葉です。人を動かすことって、なかなか難しいけれど、自分が変われるキッカケをこれからも伝えていけたらうれしいです。他にも、これから少しづつ書いて、記事を増やしていく予定でいます。

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