滝沢歌舞伎ZERO FINAL

Snow Man主演の滝沢歌舞伎ZEROがいよいよFINALを迎える。
彼らの主演公演は2019年京都南座から始まって、映画館でも上映され、2023年春にFINALとして終止符を打つ事になる。
それ以前の滝沢歌舞伎や演舞城を観てきた人にとっては尚更、寂しいものがあると思う。

デビュー後のSnow Manの人気は言わずもがな。
公演数座席数を考えると申し込み前から絶望的になるのは仕方ない。
チケットをとるのは非常に困難だ。

今回FINALでチケットをとる手段とチャンスは何回かある。

◆FC枠
まず、Snow Man FC、ジャニーズJr.情報局。
いちばん早くGET出来る手段だ。
ここからはSnow ManのFCの話だけになるが、申込期間中に会員数が100万人を超えたそうだ。
退会している人もいる為、総数ではないもののとんでもない人数が会員だ。

昨今舞台の申し込み方も変わってきていて、同行者を指定した上で申し込まなければいけなくなり、初日千秋楽から1公演、その他日程から1公演しか申し込めなくなった。入れ替え応募もNGだ。
Snow Manと情報局から応募でMAX4公演の応募が可能となる。とはいえ、4申し込み中2以上当たることはないので、この枠での最大当選数は1という事になる。
多名義勢も多いのが現状だが、なかなかの倍率だったようだ。

当たった人から話を聞くと、若い会員番号の人が代表の公演が当たっている印象を受けた。
30万番台くらいまでだろうか。
あくまでも個人的見解だが、100万番以上ということは60万人くらい排除されている可能性がある。
同行で当選した人は本当にラッキーだったのでは。
こういう優先優遇があるから助けられたりその逆だったりする。
ここまで当たり続けてる人は以降の公演で新規優遇があるのでは?と震えているとかいないとか。

◆松竹歌舞伎会
ゴールド会員、特別会員、一般会員の3種類があり、簡単に言うとランク別でチケットが取れる条件が変わるシステムになっている。
ここ数年で爆発的に会員数が増えた上にランクアップした人もかなり多い枠である。

一昔前まで6枚までとれていたものが、今年は全会員抽選で1枚のみ、本人限定という条件のもと販売された。
昨今松竹は転売対策に力を入れている。会員権利剥奪から逮捕者も数名出ている。
それでも今年も転売している強者や転売ヤーからチケットを購入するチャレンジャーも既にいるようだ。

去年まではゴールド会員と特別会員は2枚まで、電話受付でとる事ができた。一般会員は1枚までで抽選だったので、ここは今年も変わらず。
公演数等を考えると枚数が1枚になったのは仕方ないと考えている人も多いようだ。
そりゃそうだ。仮に100枚チケットがあるとして、2枚までとれていたら50人、1枚なら100人が当たる事になる。自分の当選率が上がるんだから、むしろよかったと考える方が自然かもしれない。

続いて会員ランク別の当選について。
今回ランク順に当選数も座席も振分けますよというような記載があった。
とはいえ、抽選にするくらいだ。落選する人も出てくる。ゴールド会員が外れたのに一般会員が当たるなんてこともあるのは当たり前だ。

18日のゴールド会員当落日。
例年通りならゴールドなら確実にとれていた。なんなら日にちや座席のこだわりがなければ特別会員でもチケット確保は確実に出来ていた。
しかし、落選者もチラホラいる結果に。
この為にお金と時間をかけてランクアップしてきたゴールド会員は悲しみと共に怒り爆発、という人も多かったように見受けられる。
人間というのは欲深いもので、当選した人でも座席に対する文句を言ったり、座席に対する文句を言ってる人に対して文句を言ったり。

19日の特別会員当落日。
ここでゴールド落選会員達の怒りが爆発する事になる。
TwitterなどのSNSに投稿している人が全てではないのは承知の上だが、特別会員の当選率がよかったように見えた。
自分よりランク下の人達の当選が多かった事がどうも気に食わなかったようだ。
わからんでもない。言わせてやれ。
ただ、特別会員の友達とかと繋がっているアカウントで言うのは性格鬼くそ悪太郎。

松竹に問い合わせした人や、消費者センターに言うと言い出す人まで現れたようだ。
とんでもないモンスタークレーマーだ。

どんなに吠え狂ってもチケットは手に入らない。
イライラをぶつけてスッキリするならいいが、そんなはずはない。イライラが増すだけだ。
自分の大切な時間を負の感情で無駄にするだけの話なので、もっと自分を大切にした方がいいよとは思う。

そして20日一般会員の当落。
さすがにこれは激戦だったようだ。

そしてやさぐれで退会しますアピールする人も続出。
入るのも辞めるのも自由なのに、嫌な印象残す為に嫌味な書きっぷりで辞めますというのはかっこ悪い。

◆ぴあ プレミアム会員
今年は他にカード枠がなかったので、ファンクラブと歌舞伎会を除いた唯一の枠だ。
桟敷席のみ、ぴあカード所持者のみの抽選。
2月中に会員になっていなければ権利が無いため、盲点だった人も多いようだ。
あまり注目されてもいなかったので、申し込みできた人は少なかったように思える。
権利があっても申込があった事を知らなかった人も多かったようだ。
注意書きもびっしり書いてあるので、本人確認する可能性も高いと言われている。座席数も少ないので、本人確認も難しくなさそうだ。

20日当落発表。
座席数は全部で40。
ライブビューイングのカメラも入るだろうから、19日以降は何席か潰れるはず。
それでも身近な人達では当たった人が多い印象。

何があるか分からないから、余裕があるのであればこういう枠を増やすのも手だ。

◆一般発売
唯一誰でも参加できる販売だ。敵は多い。
これまた今回注意書きがびっしり書いてある。
松竹、ぴあ、ローチケ、CNでの販売。
こういう時どれがとれやすいの?となるけれど、全部とれにくいので頑張るしかない。

3/21 いよいよだ。

◆特別登録
本当の最後に特別登録かある。
ファンクラブ申し込みで、直前に連絡がくる、あれだ。
あるかないかくらいの人数しか当たらない1番望みの薄いチケットだ。
当たったらスーパーラッキーだ。

以上

このようにチャンスはたくさんある。
ファンクラブで1つが最大とすれば、このチャンス1つずつGET出来たら4公演行く事ができる。
多名義じゃなくても、本人確認があっても、多ステは可能な公演なのがわかる。

人間というのは欲深いのだ。

1公演だけでもと言っていたのに、2公演、3公演と増やしたくなる。

席なんてどこでもいいと言っていたのに、前列がいいと言ったりする。

1公演でもとれてるなら他の申し込みしないでよ!って言う人も現れる。

兎にも角にもみんな自分勝手なのだ。
自分が良ければいいのだ。

何らかの優先優遇があった時だって、その対象に自分が入ればよくて、そこに自分が当てはまらない時に文句を言うだけの話なのだ。

こういう時に人間性がよくわかるので、非常に興味深い。

人間って面白い。


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