自分のコンテンツが何かわからない人におすすめの挑戦はコレ
その人がどういう人かを、わかってもらうには「コンテンツ」が大事
世界のごちそうアースマラソンというイベントをやり切り、自分の伝えたい思いの大きさに気付いたものの、私にはそれを言葉で伝えるスキルが全く無かった。世界のごちそうアースマラソン後、たくさんの講演依頼もあったが、元々、人前で話すことは苦手の上に料理を作ることがメインの仕事。最初に受けた講演では、1時間の持ち時間があったのに、最初の15分で頭が真っ白になり、沈黙が続き、その後やるはずだった料理試食を先に説明するという思い出しても冷や汗の出る修羅場だった。
思いはあるのになかなか整理して伝えることが出来ない。
人に話しても、なかなか腑に落ちて聞いてもらえない。
「自分」といえばこれ!というストーリーがうまく伝えられない。
という課題を抱えていた。伝えたい思いはただ一つ。
料理で世界を平和にしたい だった。
それでも、つたない言葉でmixiやFBに思いを綴っていた。
そんな時に、「本山さんの思いをここで伝えてみませんか?」とお客さんである女子大学生に、あるイベントに誘ってもらった。
それが TEDxKOBE だった。
TED!!それはもちろん聞いたことがある。私の尊敬する料理人、ジェイミーオリバーという料理人もTEDに登壇している。
ジェイミーオリーバーhttps://www.ted.com/talks/jamie_oliver_teach_every_child_about_food?language=ja
そのTEDの形式で行われる、地方版のTEDxというイベントだと説明を受けた。※TEDとTEDxの違いはあるにせよ、“Ideas worth spereading”(広める価値のあるアイデア)と言う理念は同じである。
だが、私にはそんな大舞台に立つなんて「絶対無理!!」と何度かお断りしたのだが、幸いなことに結構強引に約束をさせられた。
そして結論から言うとその年のTEDxには出れず、次の年のTEDxに登壇することになった。
TEDxに登壇するという事は「自分が何者か?」「自分の本当のストーリーが何か?」を自問自答する究極の機会を与えてくれる事。
TEDxには、もちろん審査、オーディションがある。まず、最初に200文字に自分の思い(コアアイデア)と伝える書類審査。それが通過したら、TEDxのスタッフの前での、オーディション。それらを通過すると「キュレーター」がついてくださり、コアアイデアを詰めていく。
私にとってTEDxに登壇する本番よりも、この過程が一番財産になる機会だった。オーディションに合格したと思うのもつかの間、キュレーション(コアアイデアが広める価値のあるものか?18分までのプレゼンの中で聞いたカンファレンス(お客さん)が、明日行動に移してみよう!と思えるか?をひたすらキュレーターに問い詰められる)を週一度行い精度を上げていく。ちなみに私は、2回コアアイデアを変えている(笑)
週一のこの時間は楽しみでもあり、逃げ出したい衝動に駆られる日でもあった。辛抱強く、付き合ってくださりアイデアに導いてくださったキュレーターのお二人には感謝している。
キュレーターのおかげでコアイデアも決まり、しゃべる内容も決まった。私はたぶん1000回は練習し本番に挑んだ。動画は今見たら、恥ずかしく全然、不出来なのだがあの時の自分にしたら200%ぐらいの自分を出せていたと思う。
動画→コレ
TEDxを経験して変わったことは
自分は「これ!」と言えるものが筋道をを立てて言えるようになった。
自分のプロフィールにTEDx動画を見てもらえばすぐにどういう人か理解してもらえる。
素敵な仲間がたくさんできた。TEDに登壇した人とすぐに共感しあえる。
「自分を変えたい!」「自分の思いって何なんだ?」「自分の人生をもっと輝かせたい!」と思う人はぜひ挑戦して見てはいかがでしょうか?
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