タイは物価が安いって本当?タイでの1か月の生活費はどれくらい?
タイ移住の魅力的な部分はインターネットサイトやテレビなどでもよく取り上げられる「物価が安いのに優雅な生活ができる」という点ではないでしょうか。
実際にタイで暮らす人の情報などを調べていると、中には1か月約5万円で生活ができるような事を話す人もいます。
本当にそんな安い生活費で暮らせるの?と疑問に思う方も多いかと思いますので、今回はタイ在住者に聞いたリアルな1か月の生活費について詳しくお話ししていきます。
1か月の生活費をカテゴリごとにチェック!
それでは1か月生活費をカテゴリごとにチェックしていきましょう。
今回は生活費の中の大部分を占めるであろう以下の4項目についてそれぞれどれくらいの金額がかかるのかご紹介します。
・家賃
・食費
・通信・光熱費
・交際費
家賃
バンコクの中心部で日本人に人気のエリア「スクンビット」の家賃は、東京とあまり大差がないと言われているのですが、同じ家賃でも施設内の設備が日本に比べて圧倒的に充実しています。
仮にスクンビットで家賃10万円(約30,000バーツ)のお部屋を探した場合、以下のような条件となります。
・広めの1ルームや1LDK
・駅徒歩圏内
・プール・ジム(サウナ)付き
・家具・家電・駐車場付き
・24時間セキュリティ常駐
スクンビットから電車で10分くらい離れれば家賃3万~5万円で同等レベルのお部屋を借りることが出来ます。
食費
タイの生活費で最も調整がしやすいのが「食費」と言えるでしょう。
タイはタイ料理とその他の料理の価格差が非常に大きい為、どのような食生活をするかによって、1か月あたりの食費は大きく変動します。
1食当たりにかかる平均的な金額は概ね以下の通りです。
・屋台やフードコートでのタイ料理:60バーツ(約200円)
・レストランでのタイ料理:100バーツ(約330円)
・日系チェーン店や日本食が食べられる定食屋:100~300バーツ(約330~990円)
・コンビニのおにぎり:30~50バーツ(約100~165円)
ご覧の通り、タイ料理と日本料理で大きな価格差があり、日本食でかかる金額は日本とあまり大差がない事がわかります。
極端な比較にはなりますが、毎日3食タイ料理を食べれば1か月の食費は5,400バーツ(約17,820円)、毎日3食日本食を食べれば18,000バーツ(約59,400円)となります。
ただ、朝昼はコンビニやタイ料理で夜だけ日本食など、食生活の中にバランスよくタイ料理を取り入れる事で1か月10,000バーツ(約33,000)以内に収める事は十分可能です。
通信・光熱費
バンコクでの平均的な通信・光熱費の金額は以下の通りです。
・インターネット代:500~800バーツ(約1,650~2,640円)
・携帯代:500バーツ(約1,650円)
・電気代:1,000~1,500バーツ(約3,300~4,950円)
・水道代:100バーツ以下(約330円)
アパートに住んだ場合、アパート独自のシステムで水道代が固定で1,000バーツなんてところもありますが、基本的にタイは水道代が驚くほど安いです。
ただ、電気代は油断しているとかなり高くついてしまいます。というのもタイは年間を通して温暖な気候であるため、冷房は必須。1日中冷房をつけていたり、外出時に冷房を切り忘れたりなんてことを頻繁にしていると簡単に1,500バーツ、2,000バーツと膨れ上がっていきます。
逆に冷房をあまり使わずに扇風機中心の生活をすれば、1,000バーツ以下に抑える事も可能。
通信費も日本に比べると安い印象です。
交際費
交際費の中には、定期的な飲み会、ゴルフ、ランチやお茶など色々なものがあります。
1回1人あたりにかかる費用イメージは以下の通り
・タイ料理・タイ系中華料理屋で飲み会(1軒あたり):500バーツ(約1,650円)
・日本食の居酒屋で飲み会(1軒あたり):1,000~2,000バーツ(約3,300~6,600円)
・ゴルフ:3,000~5,000バーツ(約9,900~16,500円)
・お洒落なランチ:300バーツ前後(990円前後)
・ローカルチェーン系カフェでお茶:60バーツ(約200円)
・お洒落なカフェでお茶:100~200バーツ(約330~660円)
タイ在住の主婦の方々は週に何度もランチやお茶へ行っているイメージですが、その費用は意外と日本と同じくらいのコストがかかります。
また、ゴルフ好きな方にとっては定期的なゴルフも楽しみの一つでしょう。
日本より安い事で知られるタイでのゴルフも、月1回程度ならいいですが、毎週2,3回となってくるとなかなかのコストです。
まとめ
今回はタイでかかる生活費について詳しくご紹介しました。
生活費の大半を家賃が占めるので、ここを抑える事ができれば低コストで快適なタイ生活を送る事は十分可能と言えるでしょう。
無理のない生活を送るなら冒頭でお話しした「1か月5万円」という生活費はちょっと難しいですが、食事などを少し意識するだけで簡単に節約できるのが、タイ生活の面白いところの一つとも言えるでしょう。
タイで生活するうえで何に重きを置くか、理想としている生活はどんなものかを思い描きながら計画を立てる事で、理想のタイ移住生活に1歩近づくのではないかと思います。
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