日本人が移住しやすい国ランキングベスト5
海外移住に憧れつつも、いざ実際に移住するとなると「どの国が住みやすいかわからない」と思う人は少なくないはずです。
目的が明確であれば国の選定はしやすいかと思いますが、漠然と海外移住をしたいという方は、すぐに移住したい国をイメージすることは難しいかもしれません。
今回は「日本人が住みやすい国」というポイントに着目し、移住しやすい国ランキングをメリットやデメリットも併せてご紹介していきます。
エリア選びのチェックポイントは?
「移住するなら自分の好きな国へ」とこだわりを持ち、決めている人もいれば、全く白紙の状態の人もいるはずです。
国の好みについては人それぞれで、例え大好きな国があったとしても、物価や査証などの諸条件によって異なる国に変更せざるをえない場合も多いでしょう。
住みやすい国の基準はそれぞれ多少の違いはあるかと思いますが、今回は一般的に、海外移住の際に住みやすいかどうかを判断するポイントと言われている、以下項目を中心に、ランキング付けしていきたいと思います。
・気候
・物価
・日本人が馴染める環境か否か
早速ランキングを見ていきましょう。
第1位 常に世界の最先端をいくアメリカ
世界で圧倒的GDPを誇るアメリカには現在約50万人の日本人が在住しており、日本人移住者の数を世界の国別で見た時にアメリカは第1位となっております。
アメリカに住むメリット
◯多くの日本人がいる
アメリカには多くの日本人が住んでいます。特にハワイやロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコは、世界各国から移住者が集まり、日本人も多く在中しております。
日本人が多く在住している地域は、多くの日本人コミュニティーや、日系マーケットや飲食店が存在するため、日本の生活に慣れている人にとっても便利です。。また、多くの日本からの移住者たちが食べたくなると言う、日本食にも当然困ることもありません。
◯価値観が多様なため、海外移住しやすい
アメリカは多くの移民たちが集いできた国でもあり、様々な国際文化が溢れる国です。様々な国籍を持つ人がいる国は、移民に寛容な国も多く、住みやすいと言われています。
特にカリフォルニア州のサンフランシスコやロサンゼルスでは特に様々な国籍や、ルーツを持つ人たちが多く、前述したように日系コミュニティや、お店なども充実しています。
また、国のルーツや文化だけでなく、いろいろな価値観を大切にしている人が多いため、LGBTにも寛容的です。
このように、様々な文化や価値観を身近で触れられる環境で生活すると、必然的に価値観が多様になります。
アメリカは移住しやすいだけでなく、日本に住んでいたら経験できない価値観を得ることもできるポイントからも、移住しやすい国の上位として挙げられます。
◯投資価値が高い
アメリカは経済大国として毎年成長しております。
また、日本のみならずアメリカ移住を希望する海外からの移住者が後を絶たないため、アメリカの不動産価格も年々高騰しております。
アメリカに移住し、家を購入すると数十年後には家の価値が上がっていることはほぼ確実と言えるでしょう。
アメリカに住むデメリット
◯治安が悪い
アメリカは日本よりも一般的に治安が悪いです。 場所によっては夜出歩けない地域も存在するので、移住する前に出来るだけ下調べができるよう準備しましょう。
◯医療費が高い
アメリカの医療費や保険は日本に比べてかなり高額です。
保険適用額も先進国の中でも低く、診療代だけでなく薬剤費も高いです。
その代わり高度な技術を持つ医師も多く、手術や治療の難易度の高い病気の際には、あえてアメリカで治療を受けるケースも少なくありません。
ー参考文献ー https://business-ma.com/reason-japanese-live-america/#page-content
第2位 文化が奥深いカナダ
カナダといえば、自然の宝庫としても世界的に有名です。
気候の良いときには日本にはないダイナミックな自然を堪能することができ、、平日の勉強や仕事などの疲れからリフレッシュできるという点から、リモートワーカーや、老後の海外移住地としても人気が高い国です。
カナダに住むメリット
◯治安の良さと住みやすさ
夜遅くには出歩かない・危険と言われている場所・地域には出向かないなど、基本的な事に気をつければ、他の国に比べ治安も比較的に良いと言われています。
また、同じく移住地として人気なアメリカなどと比べると、銃社会ではないので、その点でも安心できます。
◯広大な自然・雄大な景色が身近にある
カナダは世界で2番目に国の面積が広い国で、国内には広大な自然が広がっています。
高層ビルが立ち並んでいる都市、ダウンタウンからも山が見えたり、都市と自然との距離が近いので、気軽にハイキングやスキーなどアウトドアライフを楽しめます。
◯医療費が無料
カナダでは永住権を取得することができれば、医療費が無料になります。
他にも永住権を取得していなくても、子供は医療費が無料の州があったり、低所得の方への補助など、市民へのサポートが厚いことも、カナダの素晴らしいところです。
カナダに住むデメリット
◯日本の食品が高い・手に入りづらい
バンクーバーやトロントなどの大都市には日本食料品店が何件かあり、美味しい ジャパニースレストランも多く存在します。
しかし日本や他の海外の日系飲食店に比べると値段は高く、最低でも日本の二倍はします。
◯消費税が高い
州によって数字は変わりますが、一番高い州で15%、トロントのあるオンタリオ州では13%です。
カルガリーのあるアルバータ州は、州税が無いので5%と一番安いので、生活費が心配な人はその点も踏まえて住む地域を決めましょう。
ー参考文献ー https://happybanana.info/?p=2036
第3位 微笑みの国タイ
タイは東南アジアの中部に位置する常夏の国で、国民の9割以上が仏教徒の仏教国です。
北部や中部、南部など地域によって異なるバラエティ豊かな食文化も魅力的です。
また、国としての考え方も僧侶、タイ王室を大切に考えるところや、LGBTに寛容で、いろいろな考えを持つ人たちが自然に暮らせる環境が多い点など、落ち着いた雰囲気も、国として大きな魅力の一つとなっています。
タイに住むメリット
◯物価が安い
タイは日本と比べて物価が安いことで知られています。
外食文化のあるタイは、屋台やフードコートで安く食事することができ、さらにホテルの宿泊費や電車などの交通費、タイ製の日用品などは日本に比べるとかなりリーズナブルです。
◯日本人街がある
タイの中でも、バンコクやシラチャには日本人街があります。
日本人街では日本語の通じる病院やサービスも多く、タイ語に不安がある方でも 安心感を覚えられます。
また、日本からの海外旅行先としても大人気のタイは、アクセスしやすいなどのメリットもあり、万が一ホームシックになってしまった際にも安心です。
◯日本人に優しい
タイは親日国としても知られています。
他の国に比べると不便な部分があったとしても、日本人を現地の人が暖かく迎え入れ、何かと手助けをしてくれることからタイを過ごしやすい国と感じる日本人が多いのも事実です。
タイに住むデメリット
◯タイ語の習得が必要
日本人街ではほとんどの場所で日本語が通じますが、日本人街を一歩出ると日本語どころか英語も通じず、タイ語で会話するしかすべがないという地域が多くあります。
移住する際には、日本語や英語がしっかりと通じる地域かどうかも確認しておきましょう。
ー参考文献ー https://www.dlife.co.jp/blog/merit_demerit_immigration_thailand/
第4位 留学先として不動の人気を誇るオーストラリア
オーストラリアは世界で第6位の面積の広さを誇ります。
国土面積は日本の20倍。人口は約2460万人で砂漠地帯が多いオーストラリアでは沿岸に人口が密集しています。
また、世界各国から移住する人も多いため、や生まれた国やルーツの多様性から、オーストラリアは徹底した平等主義社会としても知られています。
オーストラリアに住むメリット
◯多文化社会
オーストラリアは移民大国として知られることからもわかる通り、他文化社会の 国です。
インターカルチュラル・シティとしても最近は有名で、差別なども少なく日本人も住みやすい街と言われています。
移住だけでなく最初の留学先などでも大人気です。
◯英語が身に付く
外出するにも、買い物するにも何かの手続きをするにも、英語が公用語のオース トラリアでは、英語を使えないとスムーズの物事が進まないため、
生活している中で自然との英語力を身につけることができます。
◯汚されていない自然
人の手が加わっていない美しい自然も、オーストラリアに住むメリットの一つです。黄金に輝くような砂浜ビーチを始め、サンゴ礁、熱帯雨林、壮大な砂漠など自然が好きな人にとってはとてもいい環境です。
オーストラリアに住むデメリット
◯基本的にルーズ
光熱費の請求が間違っていたり、日本なら1週間届くものが、1ヶ月以上かかったりと、日本では考えられないことが多々起こります。
バスが遅れたり、早く出発したりと、時間通りに運行しないというハプニングも 日常茶飯事です。
仕事もルーズな感覚の人が多いため、現地で仕事をするのであれば、頭の中に入れておいたほうが良いでしょう。
◯皮膚癌になる可能性がある
オーストラリアでは皮膚癌になる可能性が非常に高いと言われております。
これはオーストラリアの上空にあるオゾン層が非常に薄くなってしまっていることが原因とされており、太陽から放射される紫外線が十分に吸収されなくなってしまった結果
皮膚が紫外線の影響を受けやすくなることが理由です。
移住の際にはその点も含め、十分に対策などを考えておくといいでしょう。
第5位 何度でも訪れたくなるチェコ共和国
チェコはビールやワインが安くて美味しいと有名な国です。お酒が好きな人には最高の環境であり、海外旅行先でも人気の国の一つです。
また、実際に住む際も、日本で借りるよりも安く広い家を借りることができ、セカンドライフの移住先としても人気の国です。
最近は、国内の景気が良いことなどから、都市部では家賃が急上昇しており、郊外へ引っ越す人も増えています。
チェコに住むメリット
◯物価が安いこと
ヨーロッパは全体的に日本以上よりも物価がく、生活費がかかるイメージあると思います。
しかし、チェコの物価は、比較的にヨーロッパの中でも安く、生活費も日本よりも安く抑えることができます。
◯交通機関が整っている
チェコの首都でもあるプラハ市内の移動は、トラムや地下鉄が充実しており、どこへ行くにも便利です。
また、郊外であったとしても電車やバスがチェコ中を走行しているため、不便と感じることは少ないでしょう。
◯ヨーロッパ中を旅行できる
チェコは内陸の国のため、「高速道路を走っていると国境を超えていた」というくらい隣国との堺もありません。
ヨーロッパの中でも、チェコは様々なヨーロッパ内の国にアクセスしやすいと言われており、時間さえあればいろいろなヨーロッパ諸国に気軽に訪れることができ、魅力的です。
チェコに住むデメリット
◯英語はあまり通じない、チェコ語の難易度が高い
チェコに住んでいるほとんどの人は、チェコ語を使用します。
チェコ語を日本語を主に使用している人からすると、難易度が高いと言われており、日常会話を習得するまでにも時間がかかります。
チェコに住んでいる現地の人たち中には「若い世代は英語喋れるよ!」という人もいますが、自ら進んで国際交流している人でない限り、英語が話せない人たちが多いと言います。
もしも移住を考えているのであれば、日常会話程度のチェコ語は理解できるよう、勉強していきましょう。
◯冬が暗く長い
緯度の高いチェコの気候は、非常に暗く冬が長いです。
特に首都のプラハやピルゼンのあたりは周囲に高い山がないため、冬はドンよりした天候が続きます。
それに加え、日の出が7時半~8時、日の入りが16時半ごろとなるため、朝も夕も暗い中を通勤・帰宅する可能性が高く、ほとんどお日様を見ない日々が続く可能性もあります。
天候を何よりも基準として考える人にとっては、移住のハードルが高い国となるかもしれません。
ー参考文献ー https://sekai-ju.com/life/cze/immigration/czech-iju/
まとめ
海外旅行であれば、行きたい土地に特に何も考えず気軽に行くことができますが、移住となれば、また違った観点で国や地域を選ばなければなりません。
近年では日本が必ずしも世界一暮らしやすい国ではないと感じる人も増え、海外の方が住みやすいと感じる人や、実際に治安などの面も含めて住みやすい地域が徐々に増えてきました。
また、今回は国別でご紹介しましたが、同じ国でも地域によって異なる民族が居住している場合もあり、街によって法律や文化が全く異なる国も存在します。
自分が生活していく上で、どのポイントが重要であるのかしっかりと抑えながら、住みたい地域について、しっかりと調べることが大切です。
興味がある方は、今回の記事も是非参考にしてみてください。セカイの住まいでは、皆様の海外生活をバックアップしております。
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