ハワイに移住したい人向け！海外に移住する為に必要なことは？
コロナ禍でテレワークが増える一方で、「海外で暮らしてみたい。」「将来はハワイに移住をしたい。」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし手続き等がわからずに、移住したくても行動に移せない人も多いのではないでしょうか。
当記事では、アメリカでも特に人気の高いハワイへの移住に役に立つ内容となっています！
移住する国によって、必要なことや手続きが異なりますので、他の国へ移住したことがある人でも参考になると嬉しいです。
本格移住・永住をするには？
本格移住とは、生活の基盤を海外に移し、就労、就学をしたり、長期に渡り生活することを指します。
本格移住にはビザが必要となり、就労ビザ、学生ビザ、フィアンセビザなど、滞在目的によって申請するビザが異なります。
これらのビザには国を問わず有効期限があるので、永住するためには永住権を取得しなくてはなりません。
永住権は日本で申請する以外に、就労ビザや学生ビザなどで移住した後、永住権申請の条件を満たせば移住先の国で申請することも可能です。
ただし、永住権の取得には、時間と費用がかかり、申請が却下される可能性もあります。
またアメリカの場合、現地で申請した際に、申請中のアメリカ出入国に関する規制もあるので注意が必要です。
こちらの記事では、アメリカの永住権について詳しく解説しています。是非、ご参照ください。
プチ移住（ロングステイ）はどのようにするの？
近年海外に数週間〜月単位など、長めに滞在することを、プチ移住やロングステイと呼び、本格移住をせずに海外生活を楽しむ人も増えています。
アメリカにプチ移住をする場合は、ビザ免除プログラムを利用したり、短期の語学留学をしたりする人が多いようです。
プチ移住は、ニューヨークやロスアンゼルス、ホノルルなどの大都市が人気です。
その中でもホノルルは、バケーションレンタルをしているコンドミニアムも多く、エリアによっては日本語が通じる場所も多いので、プチ移住しやすい都市といえるでしょう。
ビザ免除プログラムは90日以内の滞在が許可されていますが、短期間にアメリカと日本間の行き来を繰り返すと、入国審査で入国を拒否される可能性があるので注意が必要です。
移住をするために必要なこと
次は移住する際に必要なことを説明していきます。
ビザの取得
冒頭で触れたように、滞在目的や期間に合わせて、就労ビザ、学生ビザ、研修・インターンシップビザなど、目的に合った取得する必要があります。
90日以内の滞在であっても、滞在中の活動によってはビザが必要になります。
必要最低限の英語力を身に付ける
簡単な自己紹介、日常会話でよく使うフレーズなどを身に付けて行くと、アメリカでの生活を更に積極的に楽しめるようになります。
また、英語を理解し、Yes/Noをしっかり言えると、トラブルに巻き込まれる可能性が低くなります。
アメリカの中でもハワイのような日系人が多く、日本語が通じる環境であっても、英語で現地の人との交流ができると世界が広がるでしょう。
住居を探す
移住する前に、住む都市の住宅情報を収集しましょう。地域の治安や、お子さんがいる場合は学区も要チェックです。
都市によっては日本人のコミュニティサイトがあるので、実際に住んでいる人から情報を得ることもおすすめです。
また、実際に住宅物件を見てから決めたい方は、あらかじめリアルターと相談しておくと、到着後スムーズに住居探しができるでしょう。
プチ移住をする人は、到着後すぐに入居できるよう、移住前に滞在先を契約する事が多いようです。
保険の加入を検討
アメリカの医療費は高額なことで知られていますが、日本の国民健康保険制度のようなものはありません。
アメリカの公的医療制度は、65歳以上の高齢者、低所得者など、対象が限られているため、それ以外の人は民間の医療保険に加入することになります。
民間の医療保険は、勤務先を通して加入する方法と、直接加入する方法があります。
保険の種類によって医師へのかかり方、カバーする範囲、保険料が異なります。
保険料も高額ですので、渡航前に日本で保険を購入することも検討しましょう。
日本で購入できる保険には、海外赴任者や留学生向け、長期契約の海外旅行保険などがあります。
クレジットカードの準備
オンラインでの支払いやキャッシュレスの店舗など、アメリカではクレジットカードが必要になる場面が多々あります。
海外に行くときはプチ移住、本格移住に関わらず、日本のクレジットカードを持っていると安心です。
出発前に、持っているカードの限度額や、海外旅行傷害保険がついているかなどをしっかりと確認しましょう。
本格移住や永住する人は、アメリカのクレジットカードを持っている方が生活しやすくなります。
ただし、クレジットカードの審査はクレジットヒストリーが重要視されるため、移住後すぐに作ることは難しいでしょう。
段階を踏まえて、アメリカでクレジットカードを作る計画を立てておきましょう。
また、クレジットカードでなくてもアメリカの銀行口座を開設すると、口座とリンクしたセキュアードカードや残高内で使えるデビットカードを発行してもらえます。
セキュアカードの発行には条件を満たす必要がありますが、セキュアカードを使うことでクレジットヒストリーを築けます。
国際運転免許証が必要か確認
公共交通機関が発達している都市であれば、運転する機会はないかもしれません。
しかし、遠出をしたい時や重い物を運びたい時など、様々な場面で車が必要となる場合があります。
そのような時、車を実際に所持していなくても国際免許証があると、レンタカーを借りることができます。
また、アメリカには日本の免許証で運転を許されている州や、日本の免許証があれば免許証を発行してくれる州もあるので確認しましょう。
例えばハワイ州は、入国後1年以内であれば日本の免許証で運転できます。
ハワイ州での運転に関しての詳細は、こちらのリンクをご参照ください。
ペットを連れて行く場合
アメリカへ移住する際にペットを連れて行く場合は、日本の出国条件、アメリカの入国条件を確認しましょう。
また、アメリカは州の規定*2もあるので注意してください。
更に航空会社によってルールが異なるので、早めに航空会社に問い合わせ、予約をしましょう。
*2：参考URL 米国農務省 ペットトラベル
まとめ
アメリカに移住をしたくても、ビザや必要なことが多く、諦める人もいるかもしれません。
しかし数週間の滞在でも、ホテルではなくコンドミニアムに滞在するなど、工夫次第で現地の生活に近い体験をすることができます。
本格移住や永住は容易ではないかもしれませんが、自分に合った方法を見つけ実現して欲しいと思います。
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