見出し画像

日本人はフィリピンで土地や不動産を購入できる?

フィリピンで不動産を購入し、資産を大きく増やした日本人の話を聞くことがあります。いつかはフィリピンで不動産を購入したいと考える人も多いことでしょう。しかし、不動産の所持に関しては、国ごとにルールが決まっています。フィリピンでは、日本人は土地や不動産を購入できるのでしょうか?


本記事では、フィリピンにおける土地や不動産の所有に関するルールについて詳しく説明します。

フィリピンで土地を所有できるのはフィリピン人だけ

フィ不動産12

フィリピンの土地の所持に関するルールは、「フィリピン共和国憲法」の中に記されています。そこには、フィリピンで土地を所有できるのは、フィリピン国籍を持つ個人もしくはフィリピン法人のみであると記載されています。


憲法の中に書かれているのですから、紛れもない事実です。フィリピンでは、外国人は土地の所有ができません。

コンドミニアムは外国人の所有が認められている

フィ不動産13

しかしフィリピンでは、外国人によるコンドミニアムの所有は認められています。コンドミニアムとは、日本で言う分譲マンションのような建物で、フィリピンでは高級物件として扱われます。


外国人や外国人法人による購入は40%未満というルールが決められていますが、その範囲内であれば、日本人であってもコンドミニアムを購入することが可能です。


このルールのおかげで、多くの日本人がマニラやセブのコンドミニアムを購入し、2010年代に起こったフィリピンの高い経済成長の恩恵を受け、資産を大幅に拡大することに成功しました。


昨今では、コンドミニアムの値段も高止まりしつつあります。しかし、フィリピンが今後も発展を続けるのであれば、都心部のコンドミニアムの値段は今後も上がり続ける可能性があります。

外国人は土地を所有できないが住宅は保有できる?

フィ不動産14

フィリピンでもっともややこしいのが、外国人が住宅を保持できるかどうかです。前述したように、外国人の土地の所有は認められていません。しかし、土地の上に建てられる住宅を所有できるかどうかに関しては、2つの意見に真っ二つに分かれています。


1つは、フィリピンでは住宅の登記はなく、土地と一緒の扱いになるため、住宅は土地と同様に所持できないという意見です。もう1つが、フィリピンでは土地と住宅は別々のものとして扱われるため、フィリピン人が所有する土地の上にならば、外国人所有の住宅を建てることができるという意見です。


これについては、日本人だけでなく、英語によるサイトでも意見が真っ二つに分かれているところで、おそらく不動産担当者によっても意見が異なるところだと思います。同様に、フィリピンの弁護士や政府担当者によっても意見が異なるため、安全を期すのであればあまりおすすめしない方法です。


もしフィリピンで一軒家を購入するのであれば、配偶者がフィリピン人であったり、近い親族にフィリピン人がいるなど、100%に近い形で信頼できる人物がいる場合に絞るのがよいかと思います。

まとめ

本記事では、日本人がフィリピンで土地や不動産を購入できるかどうかについて紹介しました。フィリピンでは、日本人は土地の所有はできません。例外としてコンドミニアムのみ、条件を満たした上で所持することができます。一軒家などの所持に関しては意見が分かれているため、信頼できる専門家に尋ねるのがよいですが、その専門家の意見が間違っている可能性もあるのがフィリピンあるあるでもあります。慎重に行うのがよいでしょう。


弊社では、フィリピンでコンドミニアムを購入したい方に向け、各地域のおすすめエリアやおすすめ物件を紹介しています。もし、フィリピンのコンドミニアム購入をお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


※当記事はセカイの住まい公式サイトでも公開しております🌍

🌐セカイの住まい本サイトはこちら🌐

セカイの住まいではインスタグラムもやってます♪

noteには載っていない情報も掲載されているので、是非フォローしてみてくださいね🔻🔻

📷@𝑠𝑒𝑘𝑎𝑖𝑛𝑜𝑠𝑢𝑚𝑎𝑖

次回の更新もお楽しみに🌟


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?