Adobeソフトのグラデーションの違い
Adobeソフトのグラデーションって少しづつ違いますよね。
Adobeソフトを複数をまたぐ作業で目測がずれるので、気になってしまいました。
微妙な差ですが、どのような違いがあるのか調べてみました。
グラデーション一覧
数値化
数値化することで、それぞれの特徴を見てみましょう。
測位方法は白黒グラデーションを作成し、分割した位置の色を測ったものから近似曲線を作りました。手動で測ったので厳密ではありません。
InDesign
y=10xの等差で変移する、数値的にシンプルなグラデーション。
Illustrator
なだらかなカーブを描いています。暗い色が多いグラデーション。
後述のPhotoshopリニアのグラデーションとは逆ですね。
Photoshop 2022
・Photoshop 知覚的
暗い部分の差を特に多くとるグラデーション
輪郭ガウスの形に似ています。ですが、グラフは一致しませんでした。
・Photoshop クラシック
中間色部分を少な目にする構造です。
・Photoshop リニア
明るい部分の差を多くする構造です。
リニアという名前ながら等差(直線)ではありません。
Photoshop 2021
上記の Photoshop クラシック について検証。
Photoshop 2021 では滑らかさを指定できます。
Photoshop 2022 クラシック = Photoshop 2021 滑らかさ100%
ということが分かります。
比較一覧
2022 版のグラフ。
全部違うグラデーションですね。ソフトの設計思想の差でしょうか。
グラデーションについての知見が広がったのかそうでないのか・・・
はっきりとソフトごとに違うと分かったので、明日からはそういうものだと飲み込んでお仕事します!