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⚤ぴかつ女子とカイくんのおはなし⚤ episode1

僕は、3年ぐらい前の春からp活 俗に言うパパ活というものを始めた。特に何か始めるきっかけがあったのかと言うと、特に大きなきっかけは無かった。

確か 仕事の休憩中にヒマだったからTwitterを見ていて「パパさん募集」のようなハッシュタグをたまたま見つけて 興味をもったのがきっかけだった。
そもそもパパ活に全くと言っていいほど興味が無かったので そこから「パパ活ってなに?」「お金かかるの?」「危なくないの?」などを Google先生とTwitter先生で調べまくった気がする。(学生の時に このぐらい熱心になって先生に質問していたら 今頃こんな人生を歩んでいなかったのかなと 書きながら思った…。笑)

パパ活の実態を調べれば調べるほど興味がそそられて、そこから初めてのパパ活を開始するまでは たいして時間を要さなかった…。

🎀現役J〇 まりちゃん(仮名)🎀

Twitterで「パパ活 都内」などのツイートを検索して 見つけた子にDMを送って数人と連絡を取ってみた。その中で一番 丁寧に話をしてくれて お互いに初心者だったということもあり この子と会ってみようかなと思った。

初めて会ったpjさんは 現役J〇の まりちゃんだった。

わからないながらに 新宿駅の東口で待ち合わせをして食事に行く約束をした。
待ち合わせ当日「ごめんなさい!少し遅れます!」との連絡を受けた。
今まで付き合ってきた彼女に最長4時間待たされた事がある僕からしてみれば 多少の遅刻は遅刻のうちに入らない。
待ち合わせの時間から5分後「ごめんなさい!カイくんですか?」と緊張した面持ちで肩で息をしている女の子が1人現れた。

「本当にごめんなさい…。電車遅れてて…。」
「全然大丈夫ですよ、そんなに急いで来なくても良かったのに!じゃあ行こうか?お腹空いてる?」

そんなような会話をしながら 予約をしていた半個室のある お洒落なレストランへ向かった。
レストランに着いて 食事を頼みながら 彼女の緊張がほぐれるように たわいもない話をした。
「バイトしてないの?」「部活は何かやってた?」「嫌いな食べ物ある?」とか 本当にどうでもいい話だ。
少しずつ彼女の緊張がほぐれてきて 頼んだ食事が届いたので 2人で食べ始めた。

彼女の雰囲気を伝えると、とても柔らかい雰囲気の色白で大人しそうな子だ。
笑顔も穏やかで とてもパパ活をするような子に見えなかった。

話をする中で「どうしてパパ活してるの?」と、今思えばとても馬鹿な質問をしてしまった。
彼女は少し悲しそうな顔をして「親が厳しくてバイトが出来なくて…。でも友達と遊びたいし…。」その後 数回 彼女と会ったが、彼女がパパ活をしている理由は 本当に それ以上でもそれ以下でも無いように感じた。

2人とも食事を終えて「美味しかったね!また来たいね〜。」など話をしながら駅に向かって歩き 彼女の乗る電車の改札前でバイバイして別れた。

これが僕のパパ活の始まりだ。
正直、この時に この子とエッチをしたい!とかキスだけでもしたい!など いやらしい気持ちは0に近かった。
ただ 、自分も学生時代にお金が欲しくてバイトをしていたけど バイトをすればするほど遊ぶ時間が無くなって とてもつまらない学生時代の思い出しかないことを思い出しながら電車に揺られて帰っていた。
パパ活というものを自分で体験して、今日会ったあの子が学生時代の思い出として少しでも楽しい思い出が残るなら パパ活で助けてあげるのもありかも…。
そんなふうに考えるようになった…。

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