Talk Live 2020 ニューノーマル、新しい観光
タイムアウト東京が主催するトークイベント『ニューノーマル、新しい観光』が、2020年8月3日〜8月6日までタイムアウトカフェ&ダイナーにて開催される。観光業界に壊滅的な被害をもたらしたコロナ禍。
この危機を好機と捉えることはできるのか。ポストコロナの新しい観光のかたちをテーマの異なる4つのセッションにそれぞれ登壇者を迎え、考えていきます。
SESSION 1
新しい観光の定義
国の成長戦略を担う訪日市場は世界各国の国境がシャットダウンされると同時に消失した。コロナによる見事な強制終了だが、これをどう生かせるかが、観光再興の鍵となる。コロナ禍により世界の価値観は変容した。ポストコロナの新しい観光を、この機に定義することが、従来の戦略継続、あるいは、新たな戦略⽴案に重要な意味を持つに違いない。
日時:2020年8月3日
時間:16時30分〜18時00分(16時00分開場)
場所:タイムアウトカフェ&ダイナー
登壇者:梅澤高明、河田 敦弥、伏谷博之、堀口ミイナ
SESSION 2
台湾と育くむ新しい観光
世界に先駆けITを駆使した対応でコロナを収束させた台湾からは、毎年、 人口の4分の1ほどが日本を訪れている。コロナ後の観光は好きものたちの再訪からはじまるが、台湾からの訪日客はまさにそういった人たちだ。早期収束を実現した台湾では観光再開の取り組みも早い。彼らに学びながら、台湾との相思相愛的、新しい観光を考えてみたい。
日時:2020年8月4日
時間:16時30分〜18時00分(16時00分開場)
場所:タイムアウトカフェ&ダイナー
登壇者:小路輔 、伏谷博之、堀口ミイナ
SESSION 3
文化観光で切り拓く新しい観光
文化観光推進法が施行されるなど、文化資産・自然資産の活用による観光促進を通じて、地域活性化を実現する方向性が打ち出されている。ポストコロナの観光ではサスティナビリティがより重視され、文化観光との相性は良い。世界遺産をはじめとしたこれまでの取り組みを検証しながら新しい文化観光を探る。
日時:2020年8月5日
時間:16時30分〜18時00分(16時00分開場)
場所:タイムアウトカフェ&ダイナー
登壇者:牧野友衛、伏谷博之、高橋政司、堀口ミイナ
SESSION 4
ローカルの幸福と新しい観光
コロナ禍で浮き彫りとなったのが、ローカルコミュニティの大切さだ。観光客で賑わう街はコロナによって閑散となり、ローカルコミュニティとの繋がりの有無が被害の明暗を分けた。観光にはローカルとの幸せな共存関係が不可欠だと分かった瞬間である。暮らす人たちと訪れる人たちの幸福な関係と新しい観光について考えてみたい。
日時:2020年8月6日
時間:16時30分〜18時00分(16時00分開場)
場所:タイムアウトカフェ&ダイナー
登壇者:齋藤貴弘、國友尚、手塚マキ、伏谷博之、堀口ミイナ
ご予約はこちらより
登壇者
梅澤 高明
A.T.カーニー 日本法人会長/ナイトタイムエコノミー推進協議会 理事。
日米で25年にわたり、戦略・イノベーション・マーケティング関連のコンサルティングを実施。知財戦略、クールジャパン、インバウンド観光などのテーマで政府委員会に委員として参加。文化観光・夜間観光の推進に注力。
河田 敦弥(かわだ あつや)
1998 年運輸省(現:国土交通省)入省。航空政策、観光政策、地域公共交通政策等を担当。近畿運輸局、大臣官房人事課、観光庁、航空局等をへて、本年7月まで観光庁観光資源課長。大阪府出身。
堀口ミイナ
トルコ・イズミル出身。日本とトルコのハーフ。早稲田大学政治経済学卒業後、大手総合商社(三菱商事)に勤め、2017年よりタレントに転身。様々なラジオ番組やテレビ番組のキャスターを務める。
著書に『最初のペンギン ストーリーでわかる ! らくらく外国語習得術』(堀口ミイナ・著/講談社)
牧野友衛
トリップアドバイザー株式会社 代表取締役。
AOL、Google、YouTube、Twitterで製品開発や業務提携を担当し、Twitterでは成長戦略の責任者として国内での普及に尽力。2016年より現職。総務省「異能(Inno)vationプログラム」 や農水省、東京都などの専門委員として、イノベーション・戦略・ マーケティングの観点からアドバイスを行う。
高橋 政司
ORIGINAL Inc. 執行役員 シニアコンサルタント
1989年 外務省入省。外交官として、パプアニューギニア、ドイツ連邦共和国などの日本大使館、総領事館において、主に日本を海外に紹介する文化・広報、日系企業支援などを担当。2005年、アジア大洋州局にて経済連携や安全保障関連の二国間業務に従事。 2009年、領事局にて定住外国人との協働政策や訪日観光客を含むインバウンド政策を担当し、訪日ビザの要件緩和、医療ツーリズムなど外国人観光客誘致に関する制度設計に携わる。 2012年、自治体国際課協会(CLAIR)に出向し、多文化共生部長、JET事業部長を歴任。2014年以降、UNESCO業務を担当。「世界文化遺産」「世界自然遺産」「世界無形文化遺産」など様々な遺産の登録に携わる。
齋藤貴弘
ニューポート法律事務所パートナー弁護士。ナイトタイムエコノミー推進協議会代表理事。
近年は風営法改正を主導するほか、ナイトタイムエコノミー議員連盟の民間アドバイザリーボードの座長、夜間の観光資源活性化に関する協議会の委員を務め、各種規制緩和を含むルールメイキングに注力している。
著書に『ルールメイキング ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論』(齋藤貴弘・著/学芸出版社)
國友 尚
アソビジョン代表取締役、立命館大学客員教授。
大学在学中よりTV番組やアーティストの演出を手掛ける演出家、プロデューサーとして活動。その後、ヤフー、KDDIにおいて、企画部門、事業戦略部の部門長として、新規事業開発および事業提携による新領域の開拓を多数成功に導く。2018年アソビジョン設立。新製品開発、新規事業開発、商業施設開発のディレクションのほか、経営者、プロアスリートのプロデュースを手掛ける。システム工学、感性工学の研究者。日本創造学会論文賞を受賞するなど、イノベーションデザイン、ヒューマンシステムデザインにおける独自の手法は注目を浴び、産官学の国家プロジェクトに複数参画。
手塚マキ
歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など10数軒を構える「Smappa! Group」の会長。1977年、埼玉県生まれ。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。2017年には歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。2018年12月には接客業で培った“おもてなし”精神を軸に介護事業もスタート。近著に、『ホスト万葉集』(講談社)がある。
詳細な情報はこちらよりご確認ください。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/things-to-do/talk-live-new-normal-travel?fbclid=IwAR2s-d7JKptx6qSqEqOassQN2eWiaiBfKix1PeH0j5MxpsQB76ThWNhy7xs