考える力を試してみよう(発想力)回答編6 ~「考える」ことに「補助が必要」な人との差は大きい~
前回まで
問題
①考える力を試してみよう!(発想編)
↓
考える力を試してみよう(発想力)回答編
②回答編1:「考える」の基本は言葉を定義 しているか?
↓
③回答編2:現状維持にも「成長」が必要
↓
④回答編3:「変化が厳しい時代」の
子どもたちに必要なもの
↓
⑤回答編4:「考えるの基本」言葉を定義しよう
↓
⑥回答編5:「考え方が逆」?順番があるの?
【前回のあらすじ】
「考え方が逆?」
だからなんなんだよ!
そんな大した問題か?
今回
考え方の順番は、
大した問題なんです。
ビジネス・スポーツ・勉強で
・補助付きになる人か?
・補助無しでOKな人か?
大きな分かれ目!
「考え方の順番」を見える化
↑(前回)の図の「考え方の順番」に
ラベル(目的、問題、課題、対策)を貼り
「考え方の順番」を見える化します。
【ピクトさんの考え方の順番】
①問題→②対策→③課題→④目的
【本来(言葉の定義※)での考え方の順番】
①目的→②問題→③課題→④対策
※「言葉の定義」←クリック
たしかに順番がほぼ逆
ピクトさんは「目的」が最後
本来の考え方は「目的」が最初
でもまだ「それがなんなの?」
順番が違うだけで、
一番重要な「目的」が抜ける!
だからダメ!
この順番がダメな理由
それは「課題」と「目的」が抜けてしまう。
だからなんです。
「目的」は一番重要の点です。
なんのためにやっているのか?
それは「目的」のためですよね。
そんな一番重要な点が抜けてしまいます。
ん?
「目的」なんてそうそう抜ける?
信じられない!
なんで「抜ける」と言えるの?
いちいち問わないと答えが出てこないから
これが抜ける理由です。
前回のやり取りを見ます。
Q:なぜ「水をかけた」のですか?
→火を消すため(課題)
がようやく出てきました。
Q:なぜ「火を消す」のですか?
→「Goal」に行けるから(目的)
がようやく出てきました。
問わないと答えが出てこない
これは「思考の死角」に入ってしまって
頭からは抜けている状態なんです。
「なんで?」と自分に問う習慣がない人は
もう掘り起こすことがほぼ出来ません。
だから抜けてしまうんです。
しょーもない「会議」が量産される理由
一番重要な「目的」を見失う。
本当にそんなことがあるのか?
これがあるんです。
それは「会議」。
かなりの確率で発生しています。
ものっっ凄い時間のかかった割には
「ほとんど関係ない話だったな…」
「で、結局なんの話だったの?」
って会議を皆さんも経験しませんか?
それは「目的」を見失っているからです。
それもほぼ全員。
全員が「思考の死角」に入ってしまい、
誰も抜け出すことが出来ない。
無駄な会議が量産される理由の一つです。
もちろんそれだけではないので
しょーもない会議が量産される理由は
また別の回で書きたいと思います。
「考える」が「補助付き」になる人!?
どの分野もその差が大きい
では「問いかけないと答えが出ない」
それはどういうことか?と言えば
「考える」ことに対して
「誰かの補助が必要な人」と言えます。
自分で掘り起こせないなら、
「誰か」に問いかけてもらい、
ようやく気付くことが出来ます。
「誰かの補助付き」限定です。
ビジネス、スポーツ、勉強(学校含)でも
「考える」ということに対しての
・補助が必要な人
・補助無しでOKな人
どちらが、
「世を切り開いていく力」
を持つ可能性が高いでしょうか?
といえばきっと、
「補助無し」で自分で考えられる人
のほうでしょう。
この差は大きい。
同じことしても差が出る理由
同じ練習しても、
同じコーチでも、
同じ時間かけても、
差がでることは多々あります。
それは、
「自分で考えて行動できているか?」
の差がかなり関係します。
この「考える」ことによる差が、
子どもの頃からの積み重ねとなれば、
もう20歳までには、
到底追いつけないほどの物凄い差と
なっているでしょう。
だから「考える」ことを学ぶことは
子どもの頃からの方が良い!
と私は間違いなく考えています。
だから学校では教えてくれない
「考える」を学べる塾
として世開塾をしようと思いました。
とはいうものの…
ピクトさんのいう事もごもっとも。
まだ今は「考え方」だけで、
具体的な「対策」まで示せていません。
次回以降
「順番を変えたらこうなっていく」
という具体的な提示をやっていきます。
【次の記事】
考える力を試してみよう回答編 7
~視点を変えて、アイデアは
全て捨てない、潰さない!~
皆様の「スキ」!
それを励みにしています!
今日も世開塾に来ていただき
ありがとうございました!
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