「#世界はジャズを求めてる」 2021年2月第3週(2月18日)選曲リスト(DJ 柳樂光隆) #鎌倉FM
第3週の柳樂光隆の時間には”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編”というサブタイトルがあるように、柳樂が考えるジャズ喫茶的な選曲でお送りしたいと考えています。
「ジャズの旧譜のみ」
「プロモーション無し」
「選曲テーマなし」
「喋りは最小限」
「台本なし」
という縛りは設けて”時代に捉われずDJっぽくいい感じのジャズを選んでかける”番組にしようと思います。
2月はいかにもジャズ喫茶でかかりそうなジャッキー・マクリーンやトミーフラナガン、エリック・クロスなどに加えて、ヒップホップのトラックのサンプリング・ソースとしてDJからも人気のアート・ブレイキーの変わり種や、近年再評価が進む”フェンダー・テレキャスター弾き”のカナダ出身ギタリストのエド・ビッカート、そして、もう少し再評価されてもいい気がするのと早くストリーミングでも聴けるようになってほしいという願いも込めて晩年のホレス・シルヴァーの良作を選曲しました。
またチェット・ベイカーの迷作はアルバム冒頭のスタンダードの謎カヴァーを笑いながら聴くのもいいかと。ジャズは新作や名盤、傑作だけにあらず、ということでこういう楽曲もどんどんかけていこうと思います。
3月もこんな調子でいきます。引き続き、お聞きいただけると嬉しいです。
”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編” Vol.02 選曲リスト
1. Jackie Mclean - Smile 『Live At Café Monmartre』(1972) SteepleChase
2. Tommy Flanagan - Medley : Star Crossed Lovers – Jump For Joy 『At Montreux ‘77』(1977) Pablo ※Spotify無し
3. Horace Silver - Gloria 『Jazz Has A Sense Of Humor』(1999) Verve ※Spotify無し
4. Art Blakey & The Jazz Messengers - Moanin’ 『Buhaina』(1973) Prestige ※Spotify無し
5. Eric Kloss - Sock It To Me Socrates 『In The Land Of The Giants』(1969) Prestige ※Spotify無し
6. Chet Baker - You Can’t Go Home Again 『You Can’t Go Home Again』(1977) A&M
7. Ed Bickert - Come Rain or Come Shine 『Ed Bickert』(1976) PM
※”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編”でかけた曲は放送後に以下のSpotifyとAppleMusicのプレイリストに随時追加していきます(ストリーミングには無い曲もあります。ご了承ください)。
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「世界はジャズを求めてる」は鎌倉FMで毎週木曜午後8時から1時間(再放送は毎週日曜昼の12時から)、週替りのパーソナリティが、さまざまなジャズとその周辺の音楽をご紹介するプログラムです。
進行役は、第1週が村井康司、第2週が池上信次、第3週が柳樂光隆、第4週がeLPop(伊藤嘉章・岡本郁生)、そして第5週がある月はスペシャル・プログラムです。
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