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「#世界はジャズを求めてる」 2021年7月第5週(7月29日)選曲リスト(DJ 柳樂光隆 & 大塚広子) #鎌倉FM

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柳樂光隆の担当回では”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編”というサブタイトルがあるように、柳樂が考えるジャズ喫茶的な選曲でお送りしたいと考えています。

「ジャズの旧譜のみ」
「プロモーション無し」
「選曲テーマなし」
「喋りは最小限」
「台本なし」

という縛りは設けて”時代に捉われずDJっぽくいい感じのジャズを選んでかける”番組にしようと思います。

今回は7月の第5週。

第5週はスペシャル回ということでゲストに大塚広子さんをお迎えして、大塚さんが近年関心を持っていて、柳樂とも情報交換をしている”女性ジャズミュージシャンを中心としたこれまでのジャズ史の中で埋もれていたトピック”について話をしました。

■プロフィール:大塚 広子
ジャズをメインにDJ歴20年。アナログ・レコードにこだわり、1960代以降のジャズ、ファンク、レアグルーヴから、現代ジャズ、ヒップホップ、クラブミュージックまで繋ぐ。トリオ・レコーズ、サムシン・エルス、DIW、ヴィーナス・レコード、サラヴァなどのレーベルの公式コンピレーション/ミックスCDなど、編集盤の選曲も多数。二児の母。
https://djotsuka.com

例えば、DJ的にはお馴染みのアライヴについても大塚さんが語ってくれた”ジャズ史における女性ミュージシャン”の文脈を知ると、そのイメージが一新されるかと思います。ポップでテクニカルなグループだと思っていたアライヴがフェミニズムに接続されるとは想像もしていませんでした。引き続き、大塚さんにはお話を伺う機会を作れたらと思っています。

”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編” Vol.07+ 選曲リスト

1. Dorothy Ashby feat. Terry Pollard - I've Never Been in Love Before『Soft Winds』(1961)JAZZLAND

2. Clora Bryant - Tea For Two『Gal With A Horn』(1957)Mode

3. Vi Redd - I'd Rather Have a Memory Than a Dream『Bird Call』(1962) United Artists

4. Melba Liston & Randy Weston - Chalabati Blues『Volcano Blues』(1993)Gitanes

5. Gordon Beck Quartet Featuring Joy Marshall - Blame It on My Youth『When Sunny Gets Blue (Spring '68 Sessions) 』(2018)
Turtle Records

6. Mary Osborne - I Found a New Baby『A Girl And Her Guitar』(1960)Warwick

7. Billy Tipton Trio - The Man I Love『Sweet Georgia Brown』(1957) Tops Records

※”出張ジャズ喫茶なぎら 鎌倉編”でかけた曲は放送後に以下のSpotifyとAppleMusicのプレイリストに随時追加していきます(ストリーミングには無い曲もあります。ご了承ください)

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「世界はジャズを求めてる」は鎌倉FMで毎週木曜午後8時から1時間(再放送は毎週日曜昼の12時から)、週替りのパーソナリティが、さまざまなジャズとその周辺の音楽をご紹介するプログラムです。

進行役は、第1週が村井康司、第2週が池上信次、第3週が柳樂光隆、第4週がeLPop(伊藤嘉章・岡本郁生)、そして第5週がある月はスペシャル・プログラムです。

鎌倉FMの周波数は82.8MHz。
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